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今年は喪中ですが年賀状は数年前から止めてます

昨日、お好み焼き屋さんで爆盛りパスタを食べたのですが、
その店で隣の席にいた女性3人組がガールズトークで盛り上がっていました。
半個室の店内なのであまり様子は覗えないものの会話は聞こえてきますし
盗み聞きするつもりなくとも見えないからこそ余計に耳に入ってきてしまいます。

そんなところで聞こえてきたのは年賀状の話題です。
「年賀状をもう書いた」「まだ全然よ」から始まって
「年賀状もうやめようかな」「やめたいんだよね」「でも年賀状で年1回の情報やりとり」とかで
そのうちに「年賀状に子供の写真は小学生まで」とか「子供が大きくなったらもう年賀状はいらない」とか。
いやー、なかなか面白くてつい突っ込み入れたい気分になってしまいましたね(^^ゞ

まぁ、ボクは今年といいますか来春までは喪中の身でありますから
当然ながら年賀状は書きませんが、
それはもうここ何年も早期リタイアする前から年賀状は基本的にやめてますから
喪中はがきを出すこともいたしません。

ボクが小学生のころはたしかに年賀状書くのは面白くて精力的に出していたと記憶してます。
まぁ子供ですから年賀状そのものの意味なんて考えたこともなく
ただみんなが出すからとか恒例だからというだけの理由で出していたのでしょう。

当時はプリントゴッコなどなく、もちろん家庭で印刷したり写真貼ったりもなかったので、
せいぜい芋版画するかですが、ボクは自筆で絵とか描いてましたね。
それほど絵の才能があったわけではないですが、絵というよりポスター画みたいなような感じで
案外そういうのを描くのは好きだったのでいろいろ趣向を凝らして描いてました。
つまり、どちらかというと自分の楽しみのために年賀状書いていたというところですかね。

ただ、もう高校生、大学生のころになったら完全に面倒くせぇなぁと思うようになってましたね(汗)
と、同時になんで年賀状なんて風習があんのかなぁとか、
こんなの郵政の金儲け手段の一環じゃねぇなんて思うようになりましたね。

 

社会人になってサラリーマンとなってもそれほど積極的に年賀状は出さなかったですね。
まぁいちおう学生時代までの友人やニフティなどで知り合った友人や会社の同僚たちには
きちんど年賀状は出していましたが、わざわざ上司には出しませんでしたね。
あっまったく出さなかったわけではなく出した上司(というか先輩)もいますけど。
逆にプライベートで付き合いもない部下から年賀状送られるのはなんとも嫌な気分でしたね。

ちなみに、うちの父親は普通のサラリーマンでしたけど
毎年300枚くらい印刷屋に印刷してもらって出していたようです。
まぁ、販売・営業にも携わっていたからそのくらいの枚数が必要だったのかもしれませんが
ボクなんかはサラリーマン時代でもその10分の1くらいでしたね。

あと、自宅ではなく会社に届く年賀状やクリスマスカードは原則として受け取りっぱなしで
こちらから返事を返したり翌年送るなんてこともしませんでした。
たぶんそれが普通ではないかと思いますけど……

 

そんなサラリーマン時代でも30代後半くらに差し掛かると
結婚して子供が生まれた友人・知人・同僚が多くなって
もらう年賀状の多くは毎年変わらないようで急成長する子供と家族の写真ばかりになります。
まぁ、年賀状は送る方の楽しみで出すというのはボクの小学生時代と同じなのでそれで良いのですし
何もこっちが独身・子無しで卑屈になっているわけでもないのですが
それでも知らない子供さんや奥さんの写真見ても面白くはないですですわな(笑)

よく知っている人で奥さんとも面識があって子供も知ってる子なら家族写真の年賀状はいいですが、
家族ぐるみで付き合いのない知人であるのに家族写真送られてもねぇという気持ちです。
まぁ送る方はそんなこと考えてはないでしょうし
わざわざ送る相手に応じて何種類もの年賀状を用意する人もそんなに多くはないんでしょうけどね。

でも、それってやっぱりなんとなく恒例だから年賀状を出しているって証ですよね。
ということに気づいてしまったので、年賀状はやめた方がいいかなと思うようになりました。

 

で、40代後半くらいになるころにはもう55歳で早期リタイアというのが頭に浮かんでいたので
早期リタイア前には年賀状は止めにしておきたいと思うようになりました。

年賀状を止めるには、
「年賀状は今年で終わりにします」と年賀状に書いて出すなどの方法もあるようですが
ボクは年末には一切出さないで、送られてきたものには遅れて返して……
を繰り返してなんとなく自然消滅という作戦をとってきました。

まぁ出す方の人の性格などにもよりますが自然消滅という形を取ると
だいたい疎遠の人から減っていきますしね。
そうそう、「年賀状くらいしか音信がない人がいるから年賀状出す」といっていた
冒頭のガールズトークの声がありましたけど、
いやいやそんな人ならまったく音信なくなってもいいじゃんと思っちゃいますけどね。

 

まぁ、日本全国の年賀状の発行枚数は年々減少して2019年は約23億枚と
ピークの2003年の約44億枚に対しておよそ半分近くにも落ち込んでいるので
(自爆営業が問題となってたので実態はもっと少ないかもしれませんが)
早期リタイアを考えていない皆さんも年賀状は出さなくなってきているみたいです。
ただ、それでもボクが小学生だった1970年頃よりもまだ多いのですから驚きますね。

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