林家つる子の落語と麺紀行「日進食堂」
伊勢崎市主催の「落語で、笑って楽しく詐欺防止」というイベントに行って落語を聴いてきました。
2年前のこの時にも行ったのとまったく同じ趣旨のイベントですね。
会場は伊勢崎市役所の別館で先着150名ということで30分前に行ってみたのですが
もうすでに20名くらい並んで待っていたというくらいでかなり賑わってました。
まぁでもほとんどがボクよりだいぶ先輩の方々ばかりでしたけどね(汗)
本日の噺をしてくれたのは落語家の林家つる子さんです。
撮影禁止ということでしたので、市の広報誌に載っていた画像をスキャンして貼っておきますね。
林家つる子さんは群馬県高崎市出身で師匠は林家正蔵(こぶ平)とのことです。
「つる舞う形の群馬県(by 上毛かるた)」からの「つる子」の命名かと思いきや
師匠は上毛かるたなんか知らずただ見た目がつるっとした感じだから命名したとのことだそうです(笑)
確かにつるっとした雰囲気の可愛らしい落語家さんでしたね。
彼女は日頃から詐欺防止のような講演などに出演している方ではないとのことで
本日の噺も古典落語からの2つの演目という形でした。
それでもなんとなく詐欺防止に関連したような内容の演目を選んでくれたようです。
1つ目は「壺算」という壺(かめ)を買いに行くという噺で、
店主をうまく言いくるめて格安で買ってしまうという内容のものです。
2つ目は「片棒」という赤螺屋(アカニシヤ=ドケチ)の主人と3人息子の噺です。
度の過ぎるケチは見苦しいものですが、「詐欺防止にはケチになること」というのはごもっともですね。
ボクもケチですから詐欺には遭わないかな(笑)、「オレオレ」いう子供もいないしね。
ただ、ケチといっても節約・倹約で余計なお金は払わないという意識であって
これがもっともっとお金が欲しいとかお金を増やしたいという金の亡者となると
これまた巧い儲け話に乗せられてだまし取られることになりますから注意が必要でしょうね。
なお、13:30からの開演でしたから、その前に途中で麺紀行をしてきました。
「日進食堂」という定食屋さんです。
どちらかというと、ヒレカツやオムライスなどが人気のお店みたいですが
麺紀行ですから、いや麺好きですから五目ソバ(¥700)を頼みました。
お会計の際に650円と言われて「あれっ700円では?」と正直に言ってしまいました(汗)
「最近値上げしたのでよく覚えてなくてねぇ」と店主は笑ってましたけど。
五目ラーメンってあんかけだと思ってましたけどこれは違ってました。
野菜なども中華の野菜炒めみたいに強火で炒めた感じはあまりないです。
面白いのはなんと味玉でなくうずら卵でもなく目玉焼きがトッピングされていること(驚)
スープは醤油味ですがしょっぱくも塩辛くもなく薄味で微かに胡椒のピリっとしたもので
そこに各種具材からの旨味が仄かに感じられるという優しいものです。
麺は中細の柔らかいものであまりスープと絡まないですが
麺をよくほぐしてスープにしっかり泳がせてから啜るといいバランスになります。
全体としてとっても優しい味のラーメンですが具材と麺の量は結構あるので
それなりに満足・満腹の一杯でした。
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