館林美術館のピカソ展とラーメン仙松
群馬県立館林美術館で12月8日まで開催している
「ピカソ展 ゲルニカ[タピスリ]をめぐって」というのを観に行ってきました。
館林美術館は今年の2月にもサーモン号で行きましたが、
今回は楽してじゅごん(プジョー・ジャンゴ)での出動です。
ゲルニカとは、パブロ・ピカソが描いたパリ万博のスペイン館の壁画のことですが
そのタペスリ(タペストリー)が今回のメイン展示ともなっています。
なお、ゲルニカと題名されたのはスペイン内戦時代にフランコ将軍率いる反乱軍が
北部の町ゲルニカを爆撃し、人口7千人の町で1600人が亡くなったことから
これに抗議するためにそれをテーマにその題名をつけたとのことです。
ピカソというと難解で不可解な形と色使い(キュビスムというらしい)で見ても分からんって印象しかなく
でも写実的な絵も描いていたというくらいは知ってましたけど……
実にいろいろな手法で描いていたんですね。
写実的なのもかなり多いですが、でもどこかワザとバランスを欠いたりデフォルメしてたり
あるいは部分的に手抜きっぽく描いたりしていて一筋縄ではいかないようです。
さらに、キャンバスに描くだけでなく水墨画みたいなのや版画、タピスリ、陶芸など
実に様々なものに様々な技法で描いていたんですね。
それにもまして驚いたのは、ピカソってかなり政治的思想・主張を込めた作品があったのですね(恥)
なんか現実離れした絵ばかりだと思ってましたから俗世の揉め事とは無縁なのかと
かってにイメージしてしまってました。
今回の展示は展示のボリュームがけっこうありました。
展示品の説明文も詳しく書いてありそれらを読むだけでも大変です。
しかもやはりピカソの絵ですから難解でしばし見続けなければなりません。
常設展の方も展示品が一部入れ替わってましたので、結局2時間ほどかかってしまいました。
どっと疲れましたが、これなら¥820は高いとは思えませんでしたね。
さて、今日も麺紀行しちゃいましょう。3日連続ですがorz
館林市に去年の秋にオープンしたという「仙松(せんまつ)」というラーメン屋さんです。
こちらも最初に自販機で食券を買うスタイルのお店です。
なんと、平日ランチタイムは味玉または半ライスが無料となるとのこと。
実はラーパスで味玉または麺大盛りサービスだったので、ラーパスで味玉と目論んでたんですが、
それならばと味玉はランチサービスでラーパスは麺大盛りにしちゃいますかね。
ということで、ゆず塩ラーメン¥780をチョイスしました。
が!ランチサービスとラーパスは併用できませんと言われてしまいました。
それってラーパスが意味なしていないと同じことじゃないの?
思わず頭に浮かんだ「なんか損したみたい」の言葉をそのまま口にしてしまいました(汗)
結局、ランチサービスで味玉追加となりました。
ゆずの香りはかなりはっきり分かるほど強いですね。
当然味もすっきり爽やか。でも塩味は円やかで甘味さえほんのり感じる優しいスープです。
麺は中太でやや平打ちのちぢれ麺。佐野系に近いけどビロビロ感はあまりないです。
それでもコシはしっかりしていて表面ツルッツルで歯応えモッチリの抜群の食感です。
スープとの絡みも良好でとっても美味しくいただけました(*^_^*)
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