プラモ製作(108)ルノー4L
ルノー4は1961年発表ですがフランス国内生産だけでも1992年までと
30年間以上も生産されたクルマですから細かい部分は様々な仕様が存在しますが、
このキットでもルームミラー、ドアミラー、ハンドル、グリルやスモールランプなど
幾つものパーツが用意されていて、
それらを選択して組み立てることが可能なようになっています。
けど、残念ながらボクはそこまでルノー4の仕様・変遷について詳しくありませんし
それをいちいち調べてきちんと整合をとって作るのも面倒だったので
なんとなく古めの仕様と思われるものを適当に選んで組み立てました。
外装色もこんな色が実際にあったかどうかは知りませんが
なんとなく似合いそうな淡い緑がかったグレイを半光沢で仕上げてみました。
左右フロント・ドアとリアゲートは開けた状態でも組み立てることが可能なようになってますが
開け閉めはできないのですべて閉じた状態として作りました。
ボンネットも組立説明書では開閉式ではなく開けた状態か閉めた状態か選択式とのことでしたが
ちょっと無理して取り外し/はめ込みとすることにしました。
ちゃんとエンジンなども再現されてるのにボンネット閉めたままにしてしまうのは惜しいですしね。
ミッションが前でその後ろにエンジンという今ではもう見かけない縦置きレイアウトのFFで
(正確にはフロントミッドシップのフロント駆動なのでFMFかな(笑))
長~いシフトリンケージまでよく再現されてます。
フロント・オーバーハングの縮小やフロントヘビーを嫌った(逆にトラクションが不安)設計かと思いきや
何のことない前身のルノー4CVのRRレイアウトのそのまま移植だったんですね(笑)
下回りもしっかり再現されていて、前後とも長いトーションバーのサスペンションなどよく分かります。
特にリアサスはその長いトーションバーのために左右のホイールベースが違ってしまっていることなど
おぉなるほどこうなっているんだなと分かるとともに、その大胆な発想に驚かされます。
ところで、これって車検証の軸距(ホイールベース)ってどういう数値が記載されてるんですかね(笑)
全体的には比較的新しいキットということもあり無難に作ることができました。
なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方にもう少し詳細な画像を載せています。
今回のHバンはこちらの「クラシックカー・ヴィンテージカー」から見ることができます。
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