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森村酉三展、佃弘樹展、ハート形土偶他と麺屋REN

今日は、高崎市にある群馬県立近代美術館と群馬県立歴史博物館へ行ってきました。
2箇所も欲張って回ったとも言えますが
両方とも「群馬の森」という公園敷地に隣接してますから一度に観ちゃいましょうってことです。

博物館の方はこの時などいままでにも何回か行ったことはありましたが
美術館の方は併設するレストラン以外は初めてになります。

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群馬県立近代美術館では11月10日までの期間にて
「没後70年 森村酉三(とりぞう)とその時代」という企画展を開催しています。
森村酉三は群馬県伊勢崎市出身の鋳金工芸家です。(今まで知りませんでしたがorz)

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作品は写真撮影禁止でしたが唯一撮影可だったのが左のなまずの置き物です。
その他、右のは廊下に貼ってあったポスターです。
一見役に立たない芸術作品というか置き物だけのようにも見えますが
香炉になっているものも多くありました。
その他、花瓶、壺、釣鐘、胸像などもありなかなか盛りだくさんでした。

なお、高崎市にある高崎白衣大観音像(たかさきびゃくえだいかんのんぞう、高さ41.8m)も
原型は森村酉三の作だそうです。

企画展以外でも常設展、期間展などもありたっぷり観ることができました。
展示名称だけ書いておきましょう。
・日本と西洋の近代美術Ⅱ
・現代の美術Ⅲ
・ルオー『ミセレーレ』
・特別展示 “Monolog in the Doom” 佃弘樹
・磯部草丘の世界1

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実は今回一番観てみたかったのはこの中の佃弘樹の作品でした。(12月26日まで)
新進気鋭の現代アーティストとも言われる佃氏ですが
SF的でありながらモノクロで図面っぽくもありでも重なり合って奥ゆきがあり……
うまく表現できませんが面白かったです。
こっそり遠くから盗撮してみました。興味ある方はネット検索してみてください(汗)

 

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さて、今度は群馬県立歴史博物館です。
ここでは「開館40周年記念 第100回企画展
 ハート形土偶 大集合!! ―縄文のかたち・美、そして岡本太郎-」
という企画展を12月1日まで開催しています。
ただし、国宝仮面土偶は10月20日までの展示となっています。

この展示では群馬県東吾妻町で出土したハート形土偶が主役となっていますが
国宝や重要文化財なども含めて様々な土偶が展示されており
この時の縄文展では人混みでじっくり観られなかったものが思う存分に観ることができました。
やっぱり博物館・美術館は空いている平日にのんびりと観るのがいいですね。

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常設展はもういい加減見飽きた感もありましたがその最後のコーナーで
「第12回テーマ展示 くらしのうつりかわり①」というのを12月1日まで開催とのことで
ざっと観てきました。超目玉品はないですが写真OK,物によっては触れるというのがいいですね。
展示物の中で一番昭和を感じてしまったのは家電ではなく暮らしとも直結しないのですが
右の画像の食器棚の上に置いてある「木彫りの熊」でした(笑)

それにしても、美術館・博物館あわせて回るのに4時間近くもかかってしまいました。
ちなみに、入館料は企画展とかによって変動するのですが
今回は美術館が¥820,博物館が¥600の計¥1420ですが
2館まとめて購入すると2割引きとなり¥1130で済みました。

そして、さすがに疲れ果ててしまいましたので、エネルギー補給ということで麺紀行です(笑)

 

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帰路の途中となる玉村町にある今年の春に開店した「麺屋REN錬」というラーメン屋さんです。
そうそう、今日はタイレル君での出動でした。
自販機で「鶏清湯ラーメン」(¥780)の食券を購入して、毎度のようにお釣り取り忘れました(汗)
そして、ラーパスで味玉1コ追加をお願いしました。

清湯(ちんたん)らしく濁りっけのない澄んだスープで脂も少なめですが
味は出汁の旨味とともにやや返しの強い濃いめのスープです。
麺はパツンパツンの細麺でわずかに縮れのあるものでスープとの絡みは良いですが
麺の主張が強いので濃いめのスープに負けることなくバランスはとれています。

刻み玉ねぎがたくさん入っているので、最初にレアチャーシューをどかして混ぜるのが正解かな。
もっというとレアチャーシューはレアのうちに早めに食べるのが正解かな。
味は濃いめでも後味さっぱりのとても美味しい一杯でした(^O^)/

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