高崎の美術館めぐりなどとカレーつけ汁うどん
内容的には江戸時代の浮世絵というか版画の中でも遊び心で描かれているものを集めた展示です。
どんな遊び心かというといろいろあるのですが、
例えば人の顔の絵かと思いきやよく見ると何人もの人間が寄り重なって顔を形づくっていたり
絵の中に文字が隠されていたり、上下ひっくり返してもどちらも人の顔に見える絵や、
あるいは世相の風刺や、当時禁止されていた役者絵をパロディーにしたものとか、
さらに小学館の付録みたいに切った貼ったして遊べる絵など多岐にわたっています。
なぞなぞみたいな絵もあって答えを考えながら巡れるようにもなっていて
なかなか楽しめる内容になってました。
真面目に版画の作り方、彫師や摺師などの仕事っぽりのビデオも上映されていて
それもなかなか興味深いものでしたね。
続いて、今度は高崎駅の西口にある高崎市美術館へ行きました。
この時にも観に行ったところなので旧・井上房一郎邸は見学しませんでした。
今回は「3は魔法の数字」と題された展示会を観てきました。
これも9月1日まで開催していて、ここも¥500です。
どんな展示内容なのかまったく想像つかなかったのですが
アルファロメオ33やシトロエンC3に乗っていたし、三輪車好きなボクとしては
「3は魔法の数字」と言われるとどうしても気になってしまうんですよね(笑)
けれども、数字の3にまつわる作品が展示してあるわけではありませんでしたorz
川崎弘紀、佐々木周平、小出喜太郎の三人で作る「three」というアートユニットの
作品展示というものでした。
上の中の画像は入口すぐのところに短冊みたいに垂れ下がっているオブジェのようなものですが
なんとこれが入場者に配られるパンフレットそのものになっているとのこと。
つまり来場者は垂れ下がった短冊状の下端の名刺サイズよりやや大きめの小袋を引きちぎり
それを開けると中に折り畳まれたパンフレットが入っているという趣向です。
駄菓子屋さんのお菓子みたいな感じですかね(笑)
右の画像はなんだかよく分からないけどシャンデリアみたいにキラキラとしてました。
唐突感がありましたが、好みの色の醤油差し魚が作れるというコーナーがあったので
オレンジ色というかどうみてもサーモン色の醤油差し魚を作ってみました。
中身は醤油ではないので使えませんが記念にでも持って帰ろうとしたら……
奥の部屋の壁にその醤油差し魚くんを挿し込んで、
参加者全員でアート作品を作ろうってことでしたorz
そして、ここにきてやっと、あのシャンデリアみたいなものは
実はあれも醤油差し魚くんの群れだったんだと気がつきましたorz orz
他にもフィギュアを使ったアートも展示されてましたがそれらは残念ながら撮影禁止でした。
液晶テレビなどの枠を使って薄い水槽みたいにしたところに
市販フィギュアをギュウギュウ詰めにしたかのような作品や
市販フィギュアを乱切りして熱して型に押し固めた作品などなど
ちょっと個人的には別の意味で“痛い”と感じるような作品でしたね。
最後は美術館ではないですが、高崎タカシマヤで「きかんしゃトーマスとなかまたち」を観てきました。
あきらかに子ども(とその親)が対象の企画展ではありますが
どんなもんだかなぁと冷やかし気分で覘いてみました。
覘くだけで¥500なのでもったいない気もしましたが……
今の機関車トーマスについてはほとんど何も知らないのですけど
原作の「汽車のえほん」って子供のころに読んだ(読んでもらった?)記憶があるんですけど
Wiki.で調べると日本語出版が1973年ってなんってるんですよね。
それだとボクはもう小学校高学年ですからどうも辻褄が合わないですね。
両親ともに英語が読めたわけでもないですし、謎です(笑)
駅近くの予定していた蕎麦屋さんが行ってみたら臨時夏季休業になってましたので
この時にも行った高崎駅構内の「おぎのや 群馬の台所」で麺紀行です。
群馬名物下仁田こんにゃく味噌田楽¥518と生ビール。
そして、コクうまカレーつけ汁うどん¥1200です。
うどんはちょっと薄茶がかった固めのものでした。
コシが強いというよりぎゅうと固めた感じの固さで歯応えのあるものです。
つけ汁なのでどろっとしたカレーかと思いきや結構シャビシャビでしたが
ダシの利いた適度なスパイシーさでなかなか美味しいです。
豚肉、ネギ、しめじと具だくさんでちょっと贅沢だけど満足なランチとなりました。
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