プラモ製作(106)シトロエン2CVピックアップ
エブロ(EBBRO・エムエムピー)の1/24スケールのシトロエン2CVピックアップを作りました。
エブロというとミニカーのイメージが強いのですが少数ながらもプラモデル・キットも出ています。
1/20の古いF1と1/24のシトロエン&ルノーがメインのラインナップという渋さです。
エブロって最近出てきたメーカーだよなと思ってましたが、調べてみると1998年設立ですか。
それに、元タミヤの設計技師による設立だったんですね。
エブロのプラモデルを作るのは今回が初めてだったのですが、
どうりでタミヤっぽいと感じさせる部分がそこかしこにあり
しかもタミヤカラーによる塗装指示であるのもそういう経緯が関係してたんですね。
ただ、タミヤっぽいといっても嵌めあい公差がかなりきつめだったり
組立説明書が不親切なところ(ドアを取り付けた後の工程でドアの内側から孔を開けろとの指示とか)も
あったりしてアレってなところもないわけではないんですけどね。
まぁでも全体的にはきちっとした設計と品質で比較的作りやすいキットになってました。
ただ、車種選択などもかなりマニアックな線をいってますから
おそらく少量生産を前提としているのでしょうし、
それ故に内容の割にはかなり高額な値付けになってしまっていますけどね。
何せ今回の2CVピックアップはエンジンなどないにもかかわらず
これで5,800円という定価がつけられてますから。
こんな感じに仕上がりました。
ボンネット先端のノブの部品を紛失してしまいましたorz
すごく小さな部品でライナーから切り離し後に切断面を整えて断面を塗装して……
ここで暫く休憩したらそのことをすっかり忘れて他の作業している間に
いつの間にかその部品がどこかにいってしまったんですよ(@_@)
まっ、こんなこと書かなきゃほとんどの人には気づかれないんでしょうけどね(汗)
ちなみに、右ハンドル仕様、左ハンドル仕様が選択できるようになってましたが
右ハンドル仕様として作りました。
というのも、組立て説明書の表紙の能書きによると、2CVピックアップは
イギリスのスラウ工場にて2CVフルゴネットをベースにピックアップ化されて製造されたそうで、
ですから左側通行のイギリス向けの右ハンドル仕様が本来の姿かなと思ったからです。
この2CVピックアップの荷台はホイールハウスのでっぱりのない完全直方体の荷室ですが
逆にそれ故に車両全幅の割に幅の狭い荷室になってます。
ただし、後輪の前のデッドスペースとなる部分には
左側にはスペアタイヤがあり右側には燃料タンクが設置されるようになっているそうです。
キットでもほとんど見えないにもかかわらずちゃんとスペアタイヤを取り付けるようになってます。
けど、右側の燃料タンクらしきものは何もないというのがちょっと残念でした。
2CVピックアップなんてなかなか実車をしげしげ見る機会はもうないのですが
プラモデルならこういう部分なども構造を見ることができるのは
プラモデル製作の愉しみのひとつですね。ボクの場合は、ですが(笑)
なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方にもう少し詳細な画像を載せています。
今回の2CVピックアップはこちらの「クラシックカー・ヴィンテージカー」から見ることができます。
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