モタックス（ＷＲ２５０Ｘ）を手放すことになりました

先日、出先でエンジンが掛からなくなってそのままオートバイ屋さんに入庫されていた
モタックスこと普通自動二輪車のヤマハＷＲ２５０Ｘですが、
今回の修理そのものは新品バッテリーの入手に手間取ってはいたものの
修理不能とか高額な修理費用がかかるとかの維持困難な状態に陥ったわけではないのですが
この７月で自賠責保険が切れることも含めて諸般の事情もあって
このタイミングで手放すことにしました。

２５０ｃｃのモタードとして今となってはかなりな軽量＆ハイパワーなオートバイで
もしかすると今後貴重な存在になるかもしれないモタックスではありますが
もうそんなパワーを活かした走りを愉しむようなこともほとんどしなくなりましたし
そもそもハイパワーといっても２５０ｃｃとしてというだけで
チビるほどのパワーがあるモンスターバイクでもないですし
免許を取った当初のマニュアルトランスミッションのオートバイを駆る面白さってのも
もう新鮮さを感じなくなってきたということもあるでしょう。

 
というわけで、昨日はモタックスに最期の別れを告げてきました。
というほど感傷的なわけでも名残惜しいわけでもなく
単に自宅に置いてあった取扱説明書やメンテナンスノートなどと
スペアキーをオートバイ屋さんにあずけに行っただけですが。

なお、モタックスは自分の中では比較的最近買った気になっていたんですけど
実際には２００９年７月購入なのでもうちょうど１０年経っていたんですね。
５年×２回で自賠責保険に入っていたのでこのタイミングで
ちょうど１０年で自賠責も切れるというわけですな。

１０年間で走行距離が６，０００ｋｍに届かなかったというのは
ちょっと乗らなさすぎだったですかね。
モタックスは燃料タンク容量が小さく燃料計もなく燃残灯だけなので
あまり遠出するのがおっくうになってしまうというのも影響してたでしょうね。
スクーターでないので当然ですが荷物の積載性もまったくないので
その点で日常使いにも適していませんでしたしね。

自賠責保険が切れるのと同時に毎年更新していた任意保険も切れることになります。
ただ、ちょっと前までは半ば惰性でまだ乗り続ける気になっていたので
すでにインターネットで更新の手続きを済ませてしまっていました。
ネットで簡単に入れて継続もネットで簡単にできるのに解約はそうはいかないんですよね。
ボクは三井ダイレクト損保にずーと入っているんですが、おそらく他でも同様でしょう。
そこで損保会社に直接電話して解約の手続きをすることにしました。

電話して解約の旨を伝えると、別の人が担当するとのことで電話口の人が変わって、
それから次の人が解約依頼書を送るので記入して返送してくれとのこと。
合せて等級据え置きのための中断証明書もとりあえず貰っておきたいのでその申請書も送るとのこと。
意外とあっさりと解約の手続きが済みそうでした。

しかし！　もう一台のエビちゃんことピアジオｍｐ３の補償内容の確認・見直しをしようと
ネット上で三井ダイレクト損保のマイページを開いてみると……
あれっ、エビちゃんの保険が消えていて内容確認も出来ない状態になってるじゃないですか。

おかしいなと思い、再度損保会社に電話連絡してみると。
急に電話口の人が慌てたような態度になって、他の人に変わって、平謝り状態になりました。
なんと、モタックスの方ではなくエビちゃんの方の保険を解約しちゃったみたいです。
そう、エビちゃんも７月で更新となるのでこちらもネットで更新の手続きを済ませていたのですが
そちらの更新の方を間違って解約してしまったらしいのです。

更新分を解約しただけなので今すぐに保険切れになるわけではないですが
これって気づかなかったら結構ヤバいことになっていたかもしれないと思うとぞっとします。
解約依頼書（用紙）が送付されてきた時に車種を確認すれば間違いに気づくのでしょうが
おそらくそんなに気にせずに記入・捺印して返送しちゃったらアウトですからね。

けれども、それでも、一度解約しちゃったものはたとえ損保会社側の手違いだったとしても
再度復活は出来ないのだそうです。
電話連絡を受けて手続きした時点で解約は成立してしまい
解約依頼書は返金の手続き依頼ということなのでしょう。

というわけで、結局、エビちゃんの保険もモタックスの保険も継続分は解約して
再度エビちゃんには同条件・同料金で継続手続きをするはめになりましたorz
そうでないと早割などが受けられなくなったりして損することになりますからね。
余計な手間を取らされてしまいプンプンというところです。

まっ、返金は銀行振り込みで、新たな支払はクレジットカード払いにしますから
クレジットカードのポイント分だけはボクの利益にはなるからいいか。
セコ過ぎだね(笑)