プラモ製作(99)パルサー・エクサ(N12)
アオシマ文化教材の1/24ザ・ベストカー・ヴィンテージ・シリーズNo.74の
日産パルサー・エクサ(PULSAR EXA)N12を作りました。
このキットは2012年2月製造(説明書印刷)となってますが
中身を見るとモーターライズの痕跡などがありますから
もっと昔に設計された金型を使っての再販キットだと思われます。
もしかしたら金型はアオシマで作ったものではないかもしれません。
ボクはつい最近これを購入したものです。
いずれにしても、このクルマをベストカーとするのもヴィンテージと称するのも
いささか抵抗がないわけではないですが……
もしかすると、金型製造がプラモデル業界としてはヴィンテージの域に達しているということかな(汗)
でも、この初代のパルサー・エクサについてはボクは乗ったこともしげしげと見たこともなく
身近な人が所有していたとかもないのであまり縁のないクルマでした。
普通のハッチバックの方のパルサーにはちょこっと興味がありましたが
それですら接点はありませんでしたね。
この当時はスーパーカーブームの残り香なのか、日本車では
リトラクタブル・ヘッドライトがスポーツカーやスペシャリティカーに
もてはやされた時代でした。
このパルサー・エクサでは別段空力性能重視のためというわけでもなく
またヘッドライト光軸の法規要件からしても
わざわざリトラクタブル・ヘッドライトにする必然性はないはずですが
それでもいわゆるスペシャルティカーのアイコンとして採用したのでしょうね。
ある意味では今の「やっちゃえ日産」的な勢いだけで作っちゃったクルマですかね。
でも、当時は「やっちゃえ」なんて恥ずかしいことは言ってなかったので
もっと肩に力を入れずに脱力系で作っちゃったとも言えるでしょう。
そして、そんないい加減な感じで作られた気もするパルサー・エクサですが
意外にもボクはスタイリング的には好みなんですよね(笑)
シンプルで明瞭なスタイルが好きですし
直線基調で少しウェッジスタイルなのもいいところです。
コンバーチブルが100台限定で発売されてますが
個人的には着脱式ルーフ(今なら電動だけど)なら今でも欲しいとも思います(ホント?)
比較的あっさりと作りました。
ボディ色も説明書通りに上シルバー/下ブラックとイメージ通りにしました。
ボンネット上のバルジやリアトランク・スポイラーなどもオプション品でありましたが
よく分からないのでシンプルになしとしました。
ターボモデルはそれらが付いていたのですかね。
リトラクタブル・ヘッドライトは上げた状態でも作れるようになってますが
個人的にリトラクタブル・ヘッドライトを上げた状態ってマヌケに見えて嫌いなので
下げた状態で作ってあります。
下回りは元がモーターライズ仕様なのでディスプレイ用には敵いませんが
思いの外シャシー部分が精密なモールドで表現されていて驚きました。
ただ、塗装指示もなにもないのでイメージだけで仕上げましたけどね。
全体的にはまぁイメージ通りの出来になったかな。
ところで、作った後に気づいたのですが、
これって何気に30数年前に作ったこちらの改造スカイラインと
イメージが微妙に被ってますな(笑)
なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方にもう少し詳細な画像を載せています。
今回のパルサー・エクサはこちらの「国産乗用車」から見ることができます。
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