店じまい迫ったうどん屋せいじと紙粘土製クラシックカー展と
前橋に古くからある「うどん屋 せいじ」がこの6月15日をもって閉店になるというのを
地元上毛新聞のWeb版で目にしたので、行ってみることにしました。
老夫婦二人でやっていて高齢のために店をしまうことになったそうです。
店主は脱サラして蕎麦屋をはじめたけれども
県立前橋高校前に移転したのを機に高校生にはうどんの方が良いだろうと考えて
うどん屋にしたそうですが、それでも客の8割は蕎麦を注文するということだそうです。
なんとなく面白そうですし、蕎麦も期待できそうですねぇ。
午後から風が強くなるとの天気予報だったのでモタックスで出撃です。
ここのところちょっとセルの回りが弱くてバッテリーが怪しいですが
エンジン掛かってしまえば快調そのものです。
なお、カーテン閉まっていてのれんも出てませんからやってないみたいに見えますが、
これは帰り際に撮った画像でしてボクが入店した時(開店から10数分後くらい)には
ちゃんとカーテンも開いていてのれんも出てましたよ。
というのも、ボクみたいに新聞情報でこの店に殺到した輩が多くて
店内満席・店主大わらわで店主がこんなんじゃやってらんないよとグチこぼしながら
のれん降ろしてカーテン閉めちゃったんですね。
それでも図々しい(?)客があとを絶たずに入店してきてましたが(笑)
熱いつけ汁に蕎麦とうどんという「いなか相もり」750円を頼みました。
後で常連っぽい人が冷たい汁でって頼んでましたからそういう手もあったようですが。
蕎麦は平たいやや太めでコシはあるけどシャキッとした感じはないですね。
蕎麦の香りや味もあまりしないのでちょっと蕎麦らしくはないようです。
うどんもかなり平たくきしめんよりもひもかわに近い感じですが
つるっとしててしっかりコシもありこれはなかなか食感が良かったです。
つけ汁はややしょっぱいですがしばらくすると円やかに感じられるのが不思議でした。
お揚げや肉(鴨?)の旨味がうまく合わさっていくような印象でした。
全体に量も多くて値段以上の満足感がありました。
こういう店が近所にあったら頻繁に食べに行ったでしょうし
もうすぐ店じまいと言われるととても残念になるでしょうね。
うどん屋を出て、モタックスは一発始動、快調です。
そして、ノイエス朝日というところへ行きました。
朝日印刷工業という会社の福利厚生施設なのか私設展示場なのかよく分からない施設です。
ここで、今月19日まで「オールドタウンUSAとクラシックカーモデルの展示」を
開催しているということなので、どんなものだかよく分からないまま行ってみました。
正確には「Oldtown in U.S.A 武内伸夫
Classic Car Model 熊田憲明 Around 1930’s-1950’s」
というタイトルの展示会なのでしょうか、はっきり分かりませんが。
ちなみに、観覧料は無料です。作品の購入はけっこうなお値段ですが。
オールドタウンUSAの方はアメリカの古き良き時代の建物や風景のイラストが中心でしたが
クルマはなぜかDTMベンツやシトロエン2CVなどもあり愉しめました。
会場全体はこんな感じで、中央にクラシックカーのミニチュアカーが展示されています。
ミニチュアカーはUSAとは無関係というかアメ車はありません。
中はオールド・ミニ、右はベンツのクラシックカー群です。
左はアルファロメオ8C2300、右はブガッティT35Bのコクピット部分
コクピット部分だけを切り取ったように模型にするってのが面白い発想です。
クラシックカーイベントでもここまでしっかり覗くように見れることは稀なので
なかなか新鮮だし興味が湧きましたよ。
これらは主要部分は紙粘土で造形しているとのことで
金属やプラスチックとは別物の質感になっています。
その意味では実車の質感と違ってますし微妙にうねってざらついた面なのですが
トーンを落とした塗装と合せていかにもアンティークで心落ち着く仕上がりです。
何がなんでも実車感、そして精密感を追求するのではなく
素材をいかした独特の味を醸し出していくというのは簡単じゃないはずで
ほんとに恐れ入りますねぇ。
ここの施設、なぜか無料でコーヒーもお菓子も出してくれました。
あれれ、レッカー(ワンボックス)回収とあいなりました(@_@)
セルがクゥともいいません。それどころか最初はメーターブラックアウトしたまま。
はてさてバッテリー交換だけで直るのかどうかも怪しいですな。トホホ
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