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ペヤング「カレー南蛮やきそば」は辛いが旨かった

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以前紹介した「きつね」、「たぬき」と同時発売されたペヤングの「カレー南蛮やきそば」です。
こちらは別のスーパーマーケットで¥138で買ってきました。
カレー味なのに和風というのも変な気もしますが、
まぁカレー南蛮うどんや蕎麦は和風の蕎麦・うどん屋さんで提供されるのが普通ですから
まぁそれがペヤング流のやきそばであっても和風といって差し支えないでしょう。

ただ、今までカレー味のカップ焼きそばってまともに美味しかった覚えがほぼありません。
特にエースコックや明星から過去に幾つか発売されてましたが
ほとんどのは粉っぽくてパサパサしていてココイチ監修のものでも酷かったです。
過去記事総ざらいしてみると唯一明星のチョッパヤ・カレー味だけが納得できるものでしたね。
ただ皮肉になりますがこれはあまりカレー味を感じさせないものでしたけど。

カップ焼きそばでなく深谷グルメのカレー焼きそばでもめいっぱい粉っぽいので
カレー味焼きそばってのはほとほとボクには合わないものだと思ってましたが、、、
それでも“南蛮”とつくとなにやら和風テイストっぽく感じてしまうので
もしかして今までのとは違う新しいカレー味焼きそばかもと微かな期待もあったりして。。。
って、ところで、“南蛮”って何だっけ? カレー蕎麦とカレー南蛮(蕎麦)の違いは?

調べてみたら、なんとネギ(長ネギ)を使うのが南蛮ということでした。
逆に言えば、それ以外には違いはないってことですし
ネギ使ってもカレー蕎麦と言っても過ちではないと。
とすると、“南蛮”から和風をイメージしたのはなんの根拠もないってことか(恥)

まっ、どのみち買ってしまったので気を取り直して食べてみましょう。
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中には先入れの乾燥具とソースの小袋が入っています。
ちゃんと乾燥ネギが入ってますが、「きつね」で見た油揚げも入ってます。
ソースは「かきあげ」から続く和風ソースとは当然のことながら別物です。
カレーは粉でもレトルトルーでもなく比較的粘度の低いソースだけで実現しているということですね。

3分で湯切りしてソースかけて完成です。
カレーのいい香りがたちこめますが、見た目には黄色くも赤くもなく緑でもなく
また粉っぽさやどろっとしたルーらしさもなくカレー南蛮の片鱗を感じません。

でも食べてみると、あっ結構辛いです。
カレーらしい様々なスパイスの合わさったような複雑な辛さです。
唐辛子だけで暴力的な痛辛さではないですから味わうことのできる辛さですけどね。
そんな辛さの中で油揚げだけは辛さがなくダシの旨味を存分に味わえます。
この油揚げを食べるとあぁやっぱり和風なんだと実感します。
ってことは、油揚げはソースを吸った味ではなく予め乾燥具の状態で味付けされてるんですね。

カレー焼きそばにありがちな粉っぽいパサパサ感とは皆無で
ちょっと刺激強めのスパイスとダシ味の利いた油揚げとがなかなか絶妙な組み合わせで
これまた大変美味しくかつ斬新なカップ焼きそばに仕上がっていました。

 

でも、でも、「かきあげ」、「きつね」、「たぬき」、「カレー南蛮」
これらはやっぱり小麦麺ではなく蕎麦の入った麺で再現して欲しいですねぇ。
過去の名作があるんですからなんとか復活してくださいよ、まるか食品さん。

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