本庄市民のソウルフード「ナピラ」を食べてみた！

先週の「秘密のケンミンＳＨＯＷ（日本テレビ）」では伊勢崎市の
もんじゃが取り上げられてました。
ボクはこの番組のＭＣ二人とも大嫌いなのでほとんど見ないのですが
さすがに地元・伊勢崎市が取り上げられるということで
いちおう録画しておいて該当部分だけは観ました。

その番組を観てない方や伊勢崎もんじゃを知らない方のために説明しますと
東京下町のローカルフードとされているもんじゃ焼きとは味付けが違い
かき氷用のイチゴシロップを入れた「あま」と
カレー粉を入れた「から」、その両方の「あまから」、
さらに店によってはベビースターラーメンのトッピングなどもあるという
相当にぶっ飛んだ食べ物となっています。

もっとも、ボクはもんじゃ焼きそのものが苦手なのに加えて
あまり甘い味付けは嫌いですから当然ながら伊勢崎もんじゃは
食べたいとも思いません。故に未経験です。

ちなみにですが、伊勢崎は「いせさき」と濁らないのが正解です。

そして、昨日は「ありえへん∞世界（テレビ東京）」の番組で
伊勢崎市の隣の埼玉県本庄市民の謎のソウルフード「ナピラ」というのが
“ありえへん”として取り上げられていました。
この番組も少々大袈裟＆ワザとらしいところもあるのですが
テレ東らしい雑ながら勢いのある作りがある意味面白い部分でもあり
毎回録画して観ています。

「ナピラ」というのは納豆・ピザ・ライスの頭文字を並べたもので
本庄市では１９８０年代に流行ってそれが今でも家庭や
市内のお店で食べられているのだそうです。

隣町に住んでいても「ナピラ」ってのはまったく知りませんでしたが、
納豆＋ライスならごく普通の組み合わせですし
ピザやパスタなどイタリアンに納豆を加えるのも日本ならありがちですから
納豆＋ピザ＋ライスの組み合わせでも驚くほどの珍品さはないでしょう。
ましてや、ありえへんと揶揄したり茶化したりするほどのものではないでしょう。

ただ、何故故に本庄市だけで流行って３０年以上経っても存続しているのか？
ここはやはりこの舌で確かめてみなくちゃいけませんよね(笑)

 
番組で紹介されていたお店のうちの一店にタイレル君で行ってみました。
「珈琲工房ＫＵＲＯＹＡＮＡＧＩ（黒柳）」というお店です。
カフェですが食事系も充実しているし夜はお酒も飲めるオシャレな店です。

 
迷うことなく「納豆ピザライス（￥１０８０＋税）」を頼みました。
というか「ナピラ」とは記載されてませんでしたね(笑)
サラダとスープがセットでついてきます。
ボクは＋￥３００でドリンク（深入りブレンドコーヒー）も追加しました。

ピザと名前に付いていてもピザ生地やそれに類するものはありませんので
ドリアやライスグラタンに近い構成になっています。
ただ一番上のチーズには焦げ目などはついていませんが。。。
長いソーセージはこの店のオリジナルのトッピングのようです。
ひとことに「ナピラ」と言っても店ごとに家庭ごとにいろいろな
バリエーションがあるみたいです。

チーズの下には納豆とライスがあります。
ライスは醤油か何かで薄く味付けされていますが
チーズと納豆の味と匂いに押されて隠し味的なものになっている感じです。

トマトやシシトウガラシが良いアクセントになっていて
濃厚チーズ一辺倒の味にならず飽きないのが良いところですし
それがピザと称する所以なのかもしれないですね。

納豆嫌いの人には罰ゲームになっちゃう食べ物かもしれませんが
そうでなければ普通に美味しく食べれるし、炭水化物過多にならず
ある意味で健康的な食べ物と言えるのではないでしょうか。
かといって病みつきになるほどのものでもないかな(笑)

 
本日のおまけ画像（その１）
同じく本庄市内で見つけたこのお店。「ぷっしゅ焼」ってなんだ？なんだ？
営業してる気配はないし、帰宅してからググッてみても謎は深まるばかり。
ちなみに、本庄は「ほんじょう(→）」とどこにもアクセントなく棒読みするのが
正しいのだそうですよ(笑)

 
本日のおまけ画像（その２）
アレッ！これって先日、伊勢崎駅前に駐車してあったのと同じクルマ。
帰宅してからナンバー見比べたらビンゴでした。
埼玉県のここが職場なのかな。ってことは普通に通勤に使ってるのかな(イイネ)

５／１７に追記：そもそもこのクルマはこの時に住宅街の家の駐車場で
　　　　　遭遇していたのでした。同じ個体のようです。