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新書「未来のセックス年表」を読了

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SB新書の「未来のセックス年表 2019-2050年」
坂爪真吾著を読み終えました。

もちろん、いわゆるエロ本としての内容の本ではなく
いたってマジメ(?)に書いてある本です。
未来技術とセックスの関係についてが主となっていますが
人口減少、高齢化、未婚化、地域格差、所得格差など
社会、経済、政治についての話題にも多く触れられています。

2019年から2050年までに渡って
その年にどんなトピックがあるか年表形式に沿って
説明は進んでいくという形式で書かれています。

最終的には、
2043年にAVがシンギュラリティを突破する
2045年にロボットデリヘル嬢が街を闊歩する
2050年に不倫という概念が無くなる

となっています。この本によると、
AIのシンギュラリティ(技術的特異点=AIが人間の全知能を超える)が
2045年ごろと言われているのに対して、
それより早くAVのシンギュラリティが来るのではないかとのことです。

AIのシンギュラリティはあくまでの知能の部分だけであって
人間のような動作の全てを超える、感覚器官の全てを超えるロボットが
作れるようになるのはもっと先の話ではないかと理解しているのですが、
この本ではその前にAR(拡張現実)技術と触覚装置の技術
あるいは仮想オーガズム(本書では単に仮想射精)技術の発達があるとし、
それ故にAIの性に関する部分だけが人間のそれを超えれば
AVのシンギュラリティが来るとしているようです。

でもその2年後には拡張でも仮想でもないロボットデリヘル嬢=セクサロイド
が登場してくるというのはちょっと無理があるんじゃないかと感じますね。
普通に街を闊歩できて性行為もできるロボットなら
そりゃもうそれ以外の動作も簡単に折り込めるでしょうから
ロボットデリヘル嬢なんてモノを遙かに超えたロボットでしょう。
仕事(生産活動)も家事も育児も介護もなんでも人間以上にできるはずです。

 

まぁ、でも2050年まであと30年ちょっと。
ボクはおそらく生きてないと思いますが、
人生100年時代とか云われるので下手すると生きてるかもしれません。
まぁ、たとえ生きていたとしても身体も気力も萎え萎えでしょうけどね(爆)

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