ペヤング「そのまま皿うどん」は斬新すぎる
まるか食品のペヤングやきそば「中華風そのまま皿うどん」です。
この画像では分かりませんが、まずはその異様なまでの大きさにビックリです。
通常のペヤングやきそばのパッケージの4倍くらいのでかさです。
それもそのはず、これはペヤングソースやきそば超超超大盛GIGAMAXと
同じスチロール容器を流用しているようなのです。
ただし、内容量は210gでカロリーも436kcalと
普通サイズのペヤングソースやきそばの544kcalより少ないくらいです。
つまり、これだけでかいのに並の一人前の量ということになります。
それなのに値段は1コ385円とエッと思うほど高いです。
金粉が入っているわけではないのにです(笑)
皿うどんとなっていますが、いわゆる長崎皿うどんの細麺のことなのでしょう。
ペヤングやきそばって書いちゃっているんだから
素直に「かた焼きそば」と言えばいいと思うのですが、
いまどきは皿うどんの方が通りが良いんでしょうかねぇ。
ボクはたいていの麺類は好きですが、
かた焼きそばとか長崎皿うどんってあまり好きではありません。
麺のコシとか弾力感とか喉越しとか……そんな食感は味わえませんから
これを麺類としてひとくくりにするのには抵抗を感じますしね。
なのですが、まぁ興味本位でこれを買ってしまったので食べてみました。
パリパリの揚げ麺とレトルト具が入っています。
麺は湯戻しするわけでなく、袋から出してそのまま食べれます。
レトルトも湯せんで温めなくてもそのまま食べられるとのこと。
温めた方がより美味しいとも書かれてますが
とりあえずそのまま食べることにしました。
器のでかさに比べると内容量はそれほどではありませんでした。
それでも揚げ麺は嵩張りますし、
ある程度余裕がないと粉々にくだけてしまうのかもしれないですね。
いつもの癖で上蓋をついつい半分ほど開けたところで止めてしまったのですが
湯戻し・湯切りするわけでもないのでその必要はないんですよね(汗)
その上蓋にも「①フタを全てはがし、」とわざわざ「全て」と書いてありました。
さすが、ペヤングソースやきそばに馴染んだ人間の行動を読んでいるな(笑)
ハイ、できあがりです。
中華風と書いてあるので長崎ちゃんぽんのそれとは異なります。
味的にはレトルトの中華丼みたいなものですかね。
でも、レトルト中華丼もあまり食べないし、皿うどんも食べないので
それらとの比較であれこれ評することも出来ません。
ただ、あまり食べやすくはないですね、皿うどんってこういうものなのかな。
ある程度麺を砕いて細かくしないと口に入らないしパリパリ弾けて散らかります。
器が無駄にでかいのですが、麺を砕くにはこのくらい余裕がある方が助かりますね。
レトルト具はやはり温めた方が良いかなという印象です。
特に豚肉については動物性脂の固まりが見られるので
温めた方が見た目も味も良くなるかなというところでした。
水も湯(加熱)も要らずに食べられるということで備蓄用(非常用?)にも
みたいなことも謳われてますけど、
これだけ嵩張るのを備蓄するのは無駄が多いような気がします。
味も食感もやや異なりますけど、
チキンラーメンにレトルト中華丼かけてもそれっぽくなるかなぁと。
というか、たいがいのインスタント麺はそのままでもスナック的に食べられるし
時間をかければ水でも戻すことができるし、
レトルトも加熱しなくても食べることは可能なので
備蓄用なら他にもいろいろ選択肢はあるのかなと思いますね。
それでも、いままでこのようなインスタント商品はなかったと思いますから
長崎皿うどんやかた焼きそばの大好きな人にとっては待望の商品とも言えるのかもね。
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