桐生市街の自転車ナビラインは乗り心地が悪い
もう1年以上前だと思うのですが、
桐生市を南北に突っ切る本町通り(盛運橋-桐生天満宮)に
自転車ナビラインが表示されるようになりました。
左のを自転車ナビライン、右のを自転車ナビマークと呼ぶそうです。
どちらも法令の定めのない表示なので自転車専用通行帯とは違います。
つまり、この表示があってもなくても自転車は原則として
車道の左端寄って走行することは何ら変わらないわけですし、
自動車もこのナビラインやナビマーク表示によって
特別な走行などを強いるものではないわけです。
ただ、以前の盛運橋などでは普通自転車を強制的に歩道走行にさせる
道路表示がしてあったので(今でも名残りがありますが)
それに比べれば随分と進歩したとも言えます。
でもねぇ、相変わらずほとんどの自転車は車道を走らず
商店街の歩行者の間を縫うようにして歩道走行しているんですよね。
サイクルジャージ&ヘルメットでビシッと決めたローディですら
颯爽とではなく“殺走”と歩道暴走しているのを目にします(呆)
日本人、特に群馬県人はいまだに自転車は歩道を走るものだと
思い込んでいる人ばかりなのでナビラインを表示したくらいでは
そうそう簡単にその意識が変わるわけはないのですが、
それにも増してこのナビラインがかえって悪さをして
自転車の車道走行を不快なものにしてしまっているという部分があります。
昨年に自転車で走った時の車載動画を見てみましょう。
ナビラインの表示によって路面が凹凸になっていて結構な振動があるんですよ。
そもそもナビラインがなくてもこの道路はマンホールの位置や舗装のつぎはぎで
左端寄りはかなり荒れた路面になっていますし、
商店街なので駐停車車両も多くて非常に走り辛くなっています。
ナビラインの表示そのものは歓迎すべきことと考えていますが
それでももう少し自転車側のことを考慮してやらないと
狙ったような効果は得られないんじゃないかと思いますね。
動画ついでに(?)恒例の逆走チャリ集の動画も載せておきましょう。
2018年度下期の逆走チャリ動画です。
冬場は寒いのでウォーキングも通勤・通学時間帯を外しているのですが
それでも逆走チャリには結構な確率で遭遇するんですよね。
嘆かわしいことです。
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コメント
そのラインが有ることで、駐車禁止を守ってくれるという期待もあるかと思うんです。
でも、ダメそうですね。
投稿: 並さん | 2019-05-14 22:17
>並さん
ここは商店街なので駐停車禁止にはなってないんですよ。
狙いは逆走自転車の減少の方なのかもしれませんが
逆走自転車が多いのはこういう大通りより狭い路地の方で
そういう道での出遭いがしらの事故が多いと思うんですけどね。
大通りはやはり歩道での歩行者と自転車の接触事故の方が問題でしょうね。
投稿: JET | 2019-05-15 05:31