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プラモ製作(94)初代フォルクスワーゲン・ゴルフGTI

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フジミ模型(FUJIMI)の1/24スケール リアルスポーツカーシリーズNo.58の
フォルクスワーゲン・ゴルフ Ⅰ GTIを作りました。

小型実用車のお手本とかベンチマークとか言われるような
フォルクスワーゲン・ゴルフの初代(ゴルフⅠとも)ですから
作らないわけにはいきませんからね。
なんて大それた理由はありませんが(笑)

日本では徳大寺有恒氏が「間違いだらけの自動車選び」の本の中で
褒めちぎって小型車の基準とした影響が大きかったのかなと思いますが、
実はボクはゴルフⅠって運転した記憶がないんですよね。
だからそんなに良かったのかなという疑念を持ってました。

そもそも、画期的なクルマみたいに扱われてますけど
そりゃぁ旧態依然としたビートルから見れば画期的・革新的かもしれませんが
エンジンとトランスミッションが一直線に並び横置きして前輪を駆動する
ダンテ・ジアコーサ式のレイアウトをしたハッチバック小型車は
既に1964年にアウトビアンキ・プリムラで採用されているし
それを元にフィアット128が1969年に世に出て販売でも大成功しています。
ゴルフⅠは1974年登場なのでそれほど画期的とは言えないですよね。

しかも、外観スタイルだけでなくパッケージングまでも
G.ジウジアーロに委託しているわけですし、
エンジンはアウディに設計委託していたし。
そんな程度なのでおそらく当時のVW社の中にはゴルフを
開発する技術は持ち合わせていなかったんじゃないのかなぁ。

なのにハンドリングなども高評価だったらしいので
一体どこの誰がその辺の設計や実験をしたのかなぁと不思議に思いますね。

 

さて、キットの方ですがフジミ模型でも不似合いなタイヤを履かせたりする
インチアップシリーズではなくリアルスポーツカーシリーズですから
(ゴルフはGTIであってもリアルスポーツカーではないでしょうけど)
いちおうまともな作りになっています。

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ボディカラーは無難にシルバーとしました。
GTIの赤く枠取りされたフロントグリルはシルバーボディが映えるかなと。
そこで傍と思ったのが、いすゞピアッツァと似てるなぁと、、、
まぁどちらもジウジアーロ・デザインなので当然なのかもしれませんが。

リアゲートが開閉可能な作りとなってますので
今回はその通りに開閉可能として製作しました。
けど、やっぱり閉じた時の収まりが悪くなってしまいましたね。
荷室のトノカバーは載せるだけで取り外し可能になってますが
あまりに収まりが悪かったので接着してあります。

また、リアシートはダブルフォールディングが可能という
これまた凝ったギミックものになってます。

下回りはなんとなくそれっぽいですけど
実は元々は前輪駆動のモーターライズとして設計されたようです。。。
あれっ、これって以前作ったアウトビアンキA112と似てますね。
というか日東科学のFFレックスと似てますねぇ。
ってことはこのゴルフⅠも元は日東科学のキットだったのかな?

まぁなんにせよそれなりに仕上がったので満足でしょう。

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