「ぐんま海の街」の中の内野金作食堂のラーメン
先週のいせさき銘仙の日にキッチンカーで販売されていた
麺や蔵人のラーメンですが、その時に
先月に麺や蔵人の新店舗が追加されたとの情報を得ていたので
今日はそこまで歩いて行ってみることにしました。
そのお店はどうやらここ三河屋「ぐんま海の街」という敷地内にあるようです。
それにしてもここはボクが伊勢崎に引っ越してきて以来ずーと謎の一帯です。
県道2号線・前橋館林線(古河街道)と県道68号線・桐生伊勢崎線とが
交わるところにほぼ位置しており東武・新伊勢崎駅からもほど近い
いわゆる市街地としてにぎわうような場所に
ご覧のように閑散とした大きなスペースができてしまっています。
駐車場らしく区画されていますが柵とバリケードで侵入できないようになっているのです。
どうも2009年に閉鎖されたスーパーの西友伊勢崎店の跡地だそうですが
その後10年経っても有効活用されずにほとんど放置されている状態です。
いちおう、東の方(写真奥の方)に建物が建っていますが
実際に何かに使われている形跡はほとんどありません。
異様に綺麗な公衆トイレだけは利用できる状態みたいですが。
「ぐんま海の街」という名前からすると海なし内陸県の群馬県なのに
ここでは美味しい海産物が買えるか寿司などの料理が食べられる
そんな一角なのかと思えるのですが……
一向にそれに見合った店舗が並んでいくようなことはありません。
何かトラブルが発生しているのかどうなのか? やはり謎です。
けれども、この一帯の東の端っこ(つまり裏側)には唯一海鮮ものっぽい店があります。
まぐろの刺身の販売およびまぐろ丼の提供をしているお店です。
店といってもトレーラーハウスなんですけどね。
なんでももっと通り沿いに作りたかったけど市からの要求で裏通り側で
しかもいつでも撤去できるようトレーラーハウスにせざるを得なかったらしいです。
やはりなにやら複雑な事情があるようなんですよね。
実はこの店にはおよそ一年前の昨春に行って、まぐろ丼を食べたことがあります。
その日は、昼ごろにぷらぷらと散歩していたら
市内循環バスから降りてきた見知らぬおばあちゃんから突然声を掛けられて
「この辺で美味しいまぐろ丼のある店知りませんか?」と訊かれたんです。
突然、まぐろ丼といわれてもねぇ、詳しくありませんし。
伊勢崎市内の老舗の料理屋さんとかも知りませんし。
でも、なんとなくあの一角でそれっぽい看板みたこともあってそこかなぁと。
ただ看板みていてもお店はみたことなかったし本当にあるかどうかも分からなかったです。
そこで、散歩ルートの方向でもあったのでしばらく
そのおばあちゃんと一緒に話ながら歩いて向かうことにしました。
そのおばあちゃん、90歳になるとのことでボクの親とほぼ同い年ですが、
喋りはしっかりしてるし歩くのもスタスタと速いですし
その直前まで市民プールで泳いできたとのことでまぁたいそうお元気です。
しかも、若い頃には一時期富士重工(現スバル)で働いていたとのことで
ある意味ではボクの大先輩にもあたる方とも言えます。
結局、話も進んで、美味しい(らしい)まぐろ丼にも興味がでてきたので
そのお店で「二色まぐろ丼(¥500)」をおばあちゃんと一緒に食べたのでした。
なんだかナンパしたのか逆ナンされたのかみたいな顛末でしたね(笑)
そして、海なし県の群馬で手軽にワンコインで食べられるまぐろ丼としては
たしかにそれなりに満足できる鮮度と味の一品でした。
さてさて、一年前のそんなハプニングはさておき、今日はひとりでラーメンです。
まぐろ丼の店と並んで、同じくトレーラーハウスの店舗です。
麺や蔵人の新店で2019年2月18日開店だそうですが
「内野金作食堂(渾身のもつ煮定食と黄金の塩らーめん)」という店名です。
その店名からわかるようにラーメンよりももつ煮がメインとなっています。
オープンテラスの部分を除くと店内はカウンター7席のみで
店長ひとりでやっているこじんまりとした店です。
メニューももつ煮単品ともつ煮定食、塩らーめんがトッピング違いで3種とシンプルです。
ただし、時々あるメニューとして醤油らーめんと書かれています。
訊けばその“時々”で醤油らーめん(¥780)はあるそうなのでそれを頼みました。
黄金の塩らーめんは先週食べましたしね。
いかにも麺や蔵人さんらしい歯応えあるコシの強い太縮れ麺と
ダシとカエシの効いたやや濃いめの味のスープとの組み合わせ
それに分厚いチャーシューと大ぶりのメンマという
とっても美味しい一杯でした(*^^)v
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