田中達也のミニチュア展と蕎麦処つゆ下梅の花

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　ご迷惑をおかけしますがご容赦おねがいします。

 
高崎高島屋で今日から４月１日まで開催されている
「ＭＩＮＩＡＴＵＲＥ　ＬＩＦＥ展　～田中達也　見立ての世界～」
というイベントを観に行ってきました。

田中達也という人の名前は知っていませんでしたが
なんとなくあぁあの人のことねと想定できるくらいでした。
ＮＨＫの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックに
使われていたので知っている方も多いのでしょう。
ボクはドラマは観ないのですが……

 
高崎駅からの連絡通路を通って高島屋の２Ｆに入ると
ご覧のようなミニチュアが出迎えてくれます。
これはどうやら宣伝用のようでタダで見ることが出来ます。

けれど本物の展示は６Ｆまで行って入場料が必要です。
入場料は８００円なのですが、高島屋カードなどで割引されるようです。
ボクはそんなものはもってないのですが、
発券場の横に置いてあったチラシで１００円割引になるとのことで
半ば自動的に７００円になるという分けのわからないシステムでした。
安くなるのは嬉しいけどだったら最初から７００円で良いのでは？

 
今日、明日は田中達也氏本人のギャラリートークも開催されるとのことで
それを聞きながら観て回ることになりました。
けど、平日にも関わらず大勢の人で混雑していて
遠くで何か言っているなぁくらいにしか分かりませんでしたけどね。

田中氏の作品は単なるリアリティを追求したミニチュア模型ではなく
身近にある実物のものと組み合わせたそれこそ“見立て”というか
その発想の面白さにこそ真髄があるのですが、
そんな作品の一部を紹介しておきましょう。
なお、会場のほとんどすべては撮影可能となっていました。

 
左のは「新パン線」という題のついたもので
実際に列車が動くというものになってました。

右のは「チャーフィン」と題されたもので
チャーハンに見立てているのは食品サンプルを使っているとのこと。

このように、作品そのものも面白いのですが
そのトンチの利いた題名も楽しめるポイントです。
その意味でも個人的にかなりツボにハマったのが次の２作品。

 
左のは「新緑抹茶御苑」と名付けられたもので
右のは「鯛よりおめで“たい”」ということで茶柱を釣ったというものです。

実際のミニチュア以外でもそれらを撮影した写真も展示されています。
といいますか、半分以上はそれらの写真だけの展示になっていますが
その写真だけのものでも面白いなと思ったものを少し紹介しましょう。

 
左のは「限りある水を大切に使いましょう」という
真面目なメッセージ性のある作品です。
ダジャレばかりではないのが良いところですね。

右のは「長さの記録に挑戦中」ってのですが
“長さ”って何の長さ？となるのが笑えるところです。
新聞読みながらだから単に時間の長さかな
でも削りかすが出ているところからすると、、、(笑)

と、ちょっと下品ななったところで流れはよくないのですが
観終わってからは麺紀行してきました。

 
高崎駅の東口近くにある「蕎麦処 つゆ下 梅の花」という蕎麦屋さんです。
ネットでは「高崎駅東口店」というのがあるらしいので
最初は駅構内を探したのですがどうもそこにはないようで、
この店のことを通称で「高崎駅東口店」と呼んでいるようです。

しかも、この店の近くには「つゆ下 梅の花 本店」があり
さらには「つゆ下梅の花 牛タンと蕎麦」の店もあるというので
ややこしいというかどこに行こうか迷ってしまうくらいです。

店内は畳の座敷のみですがかなり広い作りになっています。
メニューを見ると、蕎麦は５合、７合、１升ってな具合になっていて
こりゃあ１人で来るところじゃなかったかなと目がテンに、、、

 
いちおうメニューには書かれてませんでしたが
一人用蕎麦（￥８６４）と天ぷら（舞茸を選択，￥３２４）を注文できました。

この店の蕎麦はつなぎにふのりを使った二八蕎麦とのことで
ヘギに入れられてはいないものの盛り付け方も含めて
新潟のヘギ蕎麦と同じようなものになってます。

香りこそあまり強くはないですが蕎麦の甘みがしっかりしていて
やや細めでエッジの立ったコシの強い麺は
味も食感も抜群に美味いです。

つけ汁はやや甘めですが同時にきりっとした爽やかな味で
これまた蕎麦との相性もよく美味です。

舞茸天ぷらも肉厚で食べ応えありますし
最後には寒天を使ったデザートも出てきて
これがまた蕎麦湯とともにとっても美味しかったです。
蕎麦湯の美味さは蕎麦湯そのものよりもつけ汁のダシの美味さでしょうけどね。

今日は、色んな意味で大満足な一日でした。