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文庫「封印された日本の秘境」を読了

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彩図社の「封印された日本の 秘境」鹿取茂雄著を読みました。

おどろおどろしくおぞましい歴史の闇で封印されてしまった
地域や建物とかの話かと想像しましたが、
実際の内容はそこまでぞっとするようなものではなく
あまり知られてなくて行くのはけっこう大変だけど
景色が良いとか趣や感慨深いものがあるとかいう場所が紹介されているものです。

どんなものが秘境として載っているかというと、

 【知られざる巨大原生林】芦生の森
 【山奥に残る歴史の始点】別子銅山
 【吊り橋と落人の里】五家荘
 【いまだ手つかずの世界】青木ヶ原樹海
 【朽ちかけた人々の軌跡】旧東青山駅
 【高層建築にかたどられた無人島】軍艦島
 【ダムに沈みゆく地】深沢峡
 【死者のための秘境】恐山
 【むき出しになった山肌】日本キャニオン
 【鎖だけが頼りの崖っぷち】耶馬渓
 【毒ガスに覆われた秘境】河原毛地獄

中には著者としても期待外れのところもあったようですし
本当に素人がハイキング気分で行くと命の危険になるようなところもあるし
今では行くことができなくなってしまっているようなところもあるみたいです。
逆に、軍艦島などは今ではツアーまであり気軽に上陸できますが
この本の中では上陸禁止となっていた頃に
人目を忍んでこっそり上陸した話が書かれていたりします。

 

北関東から日帰りでふらっと行けるようなところが紹介されていれば
ちょっと興味本位で見に行ってみようかなとも思うかもしれませんが、
残念ながらそのような秘境はなかったです。
まぁ関東周辺ではそんな秘境はもう残ってないのでしょうけどね。

ですから、ボクはこの本を読んで秘境めぐりにはまるということはないでしょう。
自宅からポタリングできる範囲のプチ秘境やなんちゃって秘境を探すのは
面白いかも知れませんけどね。

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