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プラモ製作(90)マツダ K360 ’62年式

B190121_1 
有井模型(ARII)の1/32スケールの
1/32オーナーズクラブ・シリーズNo.17の
1958年式マツダ K360 オート三輪を作りました。

軽オート三輪というとやはりダイハツ・ミゼットの印象が強くて
マツダのK360はすぐに頭の中に出てきませんし
旧車イベント等でもまず見かけることはありません。
年代的には丸ハンドル・ミゼットとほぼ同じなのですが
この差は何が影響したんでしょうかねぇ。

ただK360は1990年代までミャンマーで現地生産されていたそうで
ミャンマーに行けばいまだに見ることができるらしいですが……

ところで、以前に作った丸ハンドル・ミゼットの記事で触れたように
有井模型が1958年式ミゼットと書いてあるのは間違いであり
丸ハンドル・ミゼットが登場したのは1959年10月だと指摘しましたが、、、
なんとこのマツダK360でも有井模型はやらかしてくれてました。

WikipediaによればマツダK360の発表・発売は1959年5月です。
もうこの時点で1958年式というのはあり得ませんね。
しかも、箱絵のようにサイドウインドゥが引き違い式でなく昇降式になり
三角窓まで付くようになったのは1962年8月のマイナーチェンジ以降です。
ですから正しくは1962年式以降としなければなりません。

有井模型がいかにいい加減にてきとうにキットを作っているか
もう呆れて開いた口が塞がりませんねぇ。
金型のメンテもろくにせずにバリばかりのキットなのも当然ですかね。

V18_1 V18_2 V18_3_2
というわけで、製作はあっさりと済ませました。
個人的にはミゼットよりデザインが好みですかね。
って、どのみち前1輪の三輪車は好きではありませんが(笑)

下回りもてきとうですが排気管を別パーツで組み付けるなど
少しはそれっぽいキットになってます。
V型2気筒エンジンをキャビンよりやや後方のミッドシップに置くという
レイアウトもなんとなく見てとれます。
けど、排気管が3本あるように見えるのは何かの間違いでしょうかねぇ。

これ1台だけのキットとしてはあまりいい出来ではないですが
まぁこれで1/32スケールで製作したオート三輪も計3台になりましたから
まとめて展示しておけばそれなりの雰囲気になるでしょう。
もっとも展示といってもボク自身がひとりで観て悦に入るだけなのですが(笑)

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