人生ではじめて“喪主”というものを経験した
しばらくブログの記事更新が滞っており
ご心配をおかけしてしまったかもしれませんし
楽しみにしていた奇特な読者さまにはもうしわけありませんでした。
身内に不幸がありましたのでブログをお休みしておりました。
まぁ隠すようなことでもありませんので書きますが
ボクの実の父親が他界しましたので
タイトルに書きましたようにお通夜・告別式などを
“喪主”という立場でしておりました。
父は90歳を超えて苦しむことなく安らかに永眠しましたので
大往生であったと思うことにしたいです。
実家は愛知県の某田舎なのでボクが住んでいる群馬からは
そこそこの距離がありますので
もろもろの話はすでにできあがっており
ボクの喪主も既定路線となっておりました。
母(故人からすれば妻)は存命ですから
母が喪主の方が後々の諸手続きなどもやりやすかったはずですが
高齢であることとそれよりもやはり昔ながらの
長男がしきるべしという感覚が強いのでしょう。
もっとも、ほとんどが葬儀屋さん任せになってましたから
喪主といってもいわれるがままにお辞儀して挨拶しているだけで
なにも戸惑うことなく進んでいって
無事にお通夜・葬儀・告別式・出棺・火葬そして初七日まで終えることができました。
なお、初七日って亡くなってから7日目にやるもんだと思っていましたが
最近では告別式と同じ日にすませちゃうのですね。
宗派などによっても違いがあるのかもしれませんが。
そんなことも知りませんでしたし
葬儀場って簡易宿泊施設も備えているのが多いことも初めて知りました。
霊柩車にも初めて同乗できましたし(笑)
ただ、両親ともに昭和すぐの生まれなので兄弟が多くて
そのうちで先立たれた方もすくなくはないのですが、
あまり親戚の行事などにも参加してなかったボクにとっては
40年ぶりくらいに逢う親戚ばかりですから
誰が誰だかすぐには分からなかったですし、
相手の方もボクのことを葬儀屋さんスタッフの一員だと思われていて
喪主の席に座っているのを見てはじめて気づくなんて状態でした。
近所の幼馴染でもおそらく外で遭ったら分からないと思えるほどですから
まぁ仕方のないことですね。
というわけで葬式も済み、翌日には葬儀場・お寺(お布施)などや
生前お世話になっていた介護施設や病院やらの諸手続きを終え、
とりあえずひと段落つきました。
もっともまだ役所関係などの手続きや相続関連の諸手続きがあって
とってもやっかいそうなのですが……
ところで、喪主とは関係ありませんが、今回の件で
ボクが早期リタイアして今は(将来も)無職の身であることが
親兄弟含めて親戚にもバレてしまいました。
別に隠していたわけでもないのですが
訊かれなければこちらから宣言する話でもないですからね。
「最近(スバルは)いろいろあるみたいだけど、どうなの?」って訊かれるので
「あぁ、でももう辞めちゃったから内情は分からないんですよね。」
「えっ、辞めたの?」
って話の流れになるんですが、
母親は「そう」と案外そっけなくて
疎遠だった親戚もボクの実年齢もはっきり分かっているわけでもないので
「退職しました」とだけ言えば「あぁそうですか」で終わってました。
でも、義兄だけはそんな簡単には終わらずにちょっと手こずりましたけどね(^^ゞ
30歳前後の甥っ子、姪っ子が意外にも普通に理解していたようなので
(もっともそういうフリをしていただけかもしれませんが)
そういう生き方もあるという受け取り方をしてくれたのかもしれないですね。
もしかしたら日本でも若い世代は働くということに
もっと柔軟な発想をもっているのかなと感じた次第です。
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コメント
お疲れさまでした。
大層気疲れしたと思います。
お父さまは大変残念でした。
改めてお悔やみ申し上げます。
投稿: おおたけ | 2019-02-21 17:28
>おおたけさん
ありがとうございます。
田舎とはいえ昔からの集落ではなくいまや住宅街ですから
それほど古いしきたりの葬式でもなくて助かりましたけどね。
投稿: JET | 2019-02-21 18:26
お疲れ様でした。
亡くなられたお父様のご冥福を心よりお祈りいたします。
投稿: はらだ | 2019-02-21 22:57
>はらださん
コメントありがとうございます。
投稿: JET | 2019-02-22 06:30
この度はご愁傷様でした。自分も、4年前に母が、半年前に父が亡くなりまして、喪主を経験させて頂いたばかりです。葬儀は東京でやりましたが、参列者の半分は田舎の人なので、向こうでやってもよかったなと思わないでもなかったです。お墓も田舎にありますので、四十九日と納骨は田舎でやりましたのでね。お寺のしきたりって本当に面倒ですね。田舎だと常識みたいな感覚ですが、こちとらそんな機会ほとんどなかったですから、ネットがあって助かりましたよホント・・・。
投稿: こしょやん | 2019-02-25 22:10
>こしょやん
そうですか、大変でしたね。
ボクの場合はどちらかというと、姉夫婦にまかせっきりになってしまってます。
お墓は共同納骨にするらしいですがそこそこ大きな仏壇を考えているようで
それはそれでどうなのって感じるんですけどね。
投稿: JET | 2019-02-26 06:02
心よりお悔やみ申し上げます。
安らかに。合掌。
投稿: 並さん | 2019-02-28 20:22
>並さん
どうもコメントありがとうございます。
安らかに永眠したと思います。
明日が誕生日でしたけど。。。
投稿: JET | 2019-02-28 20:30