「世界でバカにされる日本人」を読了
はじめにの冒頭に書かれているのですが、(以下引用)
ここ数年、日本では「日本スゴイ!」と持ち上げるテレビ番組や雑誌の記事が大流行
しています。書店に足を運べば「日本がいかにすごいか」を誇示した書籍がところ狭し
と並んでいます。(中略)
こうした、“日本スゴイ! コンテンツ”のなかには、もちろん真実も含まれているの
ですが、どうでもいいネタを大袈裟に強調したフェイクニューススレスレのものも少な
くありません。(中略)
本書は、欧州と日本を頻繁に往復して暮らし、さまざまな国々の人たちと働いてきた
私の経験をベースに著していきます。日本の読者のみなさんが今まで知ることがなかっ
た「世界でバカにされている日本人」の現状を紹介し、“日本スゴイ! コンテンツ”
に浸って現実から目をそれしている平和ボケした日本人に新たな警鐘を鳴らし、混迷の
時代をグローバル視野で生き抜くための視点・生き方を提示していきます。
(引用終わり)
というのがこの本の内容です。(引用ばかりでちょっと手抜きですかね)
まぁボクなんかはこのわざとらしい「日本スゴイ!」を
痛いと感じながら面白がって観ているクチなので、
この本に書いてあるようなバカにされる日本を読んでも
ああその通りだろうねと思い驚きもなにもありませんでした。
ボクとしては具体的にどんなことをバカにされているかということよりも
どうして最近は「日本スゴイ! コンテンツ」が溢れるようになっているのか
その理由が知りたいんですけどね。
日本人がそういうのを見聞きするのを心地よく感じて視聴率が稼げるから?
それともそれを裏でやしかけている輩がいるから?
報道の自由が規制されている日本ですからねぇ。
また、この本では単に「バカにされる日本人」だけでなく
欧米の国(人)同士のバカにし合いなどについても触れられています。
欧米の国(人)同士はそうやってお互いにバカにし合うことで
適度にガス抜きをしているということだそうです。
まぁ確かに特に欧州の人たちの集まりの場にいくと
お互い笑いながらけなしあってましたからその通りなんでしょう。
でも、さすがに、ボクはあの感覚にはついていけませんでしたね。
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