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景観まちづくり講演会とうどん吾作

伊勢崎市の「景観まちづくり講演会」なるものが開催されるというので
面白そうなので聴いてみることにしました。
場所は境総合文化センターというところです。
講演会は午後からなので道すがら麺紀行をすることにしました。

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「田舎うどん 吾作」といううどん専門店です。
元・製造業で技術者していたので“ゴサク(誤作)”の言葉には
どうしてもマイナスイメージがつきまとってしまいます(笑)

正午よりやや早めの時間帯でしたが店内はほぼ満席に近かったです。
そのくらい繁盛店なんでしょうか。
カウンター席に着いて目の前のメニューを見ると
もりうどん、きのこ汁うどん、天ぷらうどんの3種のみと非常にシンプルです。
そこで、ボクはきのこ汁うどん(¥500)を頼みました。

ただ、後から来た常連客っぽい人たちは
大盛りとかかき揚げとか頼んでましたので
裏メニューなのかどっかにその手のメニューが書かれていたのでしょうかね。

それでも、うどんの量は普通盛りでも十分以上にありました。
そのうどんはツルツル・もちもちの素晴らしい食感のものでした。
水沢うどんのように極太で硬くてコシがあるというのではなく
しなやかでコシがあるような美味しいうどんです。
これがこの価格でたらふく食べられるとなれば
繁盛店になるのもうなづけますね。

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講演会のほうですが、その前に「伊勢崎市 景観まちづくり賞」の表彰式がありました。
建物(建築主など)や広告物やまちづくり活動が表彰されてましたが
あまり興味がなかったので会場で本を読んでました。

講演会については、“まちづくり”ということと
講師が工学博士ということで
都市景観について工学の見地からの話かと最初思ったんですが、
タイトルをしっかり読むとちょっと違うかなと考えていました。

そのタイトルは「風景を味わい心地より時を過ごす――余暇の風景学を考える――
というものです。講師は前橋工科大学 工学博士の小林 亨 氏です。
内容もやはりある程度の範囲の都市景観というものではなく
ある建物や自然など部分的な風景を愉しむ方法みたいなものでした。

「五感味」と「知味」で味わうとか講師独自の造語が多く戸惑いますが
まぁなんとなく言いたいことは分かりますし
新しい視点で普段の景色を愉しんでみようかなという気にはなりました。

では、どこに工学が出てくるのかと思いきや
見上げ角は何度くらいが人間が心地よく感じるとかそんな部分でした。
そういうところでは、個人が景観を楽しむ方法というよりも
景観を見せる景勝地や施設を作る側の人への助言みたいな感じですかね。

質疑応答では唯一、都市景観(空き家、郊外大店舗、緑化など)に振れられましたが、
講師の答は「難しい問題で解はない。でももう日本は下り坂だからどう着地するかだ」
みたいな言葉が出てきて、あまりにも諦観してるなと感心してしまいましたね(笑)

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