プラモ製作(84)ホンダRA272
タミヤ模型の1/20グランプリコレクションの
ホンダRA272 1965年メキシコGP優勝車を作りました。
ホンダが初めてF1で優勝したのがこのマシンですね。
ドライバーはリッチー・ギンサー(Richie Ginther)選手です。
といってもボクはまだ幼稚園にも行ってない洟垂れ小僧のころなので
なーんにも覚えていませんしおそらくF1なんてのも知らないころでしょうから
このマシンにもギンサー選手にもとりたてて思い入れもないのですけどね。
それでも、このマシンは尊敬する中村良夫さんの設計したマシンですし
その中村良夫さんがチーム監督に復帰して優勝したのが
このメキシコGPですから作ってみようと思ったわけです。
それに、この60年代のF1マシンはまだエアロダイナミクスなる言葉もなく
ウイングも何もついていないいわゆる葉巻型といわれるマシンであり
どんな構造になっているのかもボクはよく分かっていませんので
プラモデル作りでそれを勉強するのもいいかなという気持ちもありました。
こんな感じでまぁ無難に出来あがりました。
1996年12月製造のキットですが
デカールも含めてほぼ問題なく比較的作りやすかったですね。
フロントカウルは取り外し可能ですが
爪のかかりがきつくて頻繁に取り外し/取り付けするのは怖いですね。
それとラジエータがやたら分厚いのに驚きました。
リアカウルも取り外し可能となってます。
リアカウルの両サイド部分も小さなビスで取り付け/取り外し可能ですが
面倒なので取り外しての写真撮影はしませんでした。
それでも横置きのV型12気筒エンジンなどは見てとれます。
エキゾーストパイプがずいぶんと長いのはどんな狙いがあるんでしょうかね。
それに意外と細いんですね。
この時代は1.5Lと排気量小さいですが
それでも230馬力ほど出ていたそうなのでもう
少し太いのかなとイメージしてましたけど。
なお、この記事を書くためにいろいろと調べていたら、中村良夫さんの言葉で、
「F1は走る実験室」というのは参戦資金を確保するための口実でしかなく、
本来間違っている。
というのを見つけました。まったくその通りでしょうね(笑)
なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方に
もう少し詳細な画像や別の画像を載せていますので、
暇な時にでも My Plamodel を覗いてみてください。
| 固定リンク
コメント
ここにも中村良夫さんを尊敬する方がいらしたんですね。
このRA272の実走行を鈴鹿ファンフェスタで見たのですが、
実に良い音でした。
ちなみに1965年メキシコGP勝利はホンダ初だけではなくて、
GOODYEARにとっても初だったそうです。
投稿: はら坊 | 2019-01-27 07:41
>はら坊さん
中村良夫さんを尊敬するといっても実際にお会いして話をしたわけでもないですし
それほど詳しく知っているわけでもないのですけどね。
どちらかというと本田宗一郎崇拝みたいなものへの反骨があるのかも知れませんが。。。
投稿: JET | 2019-01-27 07:52
かなり昔ですが浜松に来てくださったので生の中村さんを拝見させていただいたことあります。当時は自技会顧問されてましたかね。
実車はもてぎにありますのでこちらに来て頂ければ無料でご案内させて頂きます。
投稿: TOMO | 2019-01-27 09:00
>TOMOさん
ホンダコレクションホールって行って観たいと思いつつ未だに行ったことないんですよね。
無料というのは初めて知りました。けどもてぎに入るのにお金がかかるんですね。
投稿: JET | 2019-01-27 09:22
そこはだから私がご案内させていただきますから (^^)
投稿: TOMO | 2019-01-27 10:21
>TOMOさん
そういう意味でしたか。失礼しました。
オフ会かなにかでツアーでも組みますかね。
投稿: JET | 2019-01-27 11:46