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スバル伊勢崎製作所のバスが消えてた!

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散歩で久しぶりに富士重工(スバル)の(旧)伊勢崎製作所の前を通りました。
今は桐生工業の伊勢崎製作所なんですけどね。

そしたら、なんと! 正門脇に展示してあったはずの
日本初のモノコック&RRバス(フレームレスリアーエンジンバス)
「ふじ号」が消えちゃってるじゃないですか!
ここにはこの時のようにバスが有ったはずなんですが。

もうここ伊勢崎製作所のバス事業部が事業撤退してから
ずいぶんと経っていますから
いつまでも昔のバスを展示していても意味がないということでしょうか。
それとも老朽化のために崩壊が酷くて
とうとう廃棄処分になってしまったのですしょうか。

いずれにしてもそれだと残念なことですよね。

「ふじ号」がどうなっちゃったのか心配だったので
守衛さん(というか女性だったので受付なのかな)に
不審者&迷惑行為覚悟でどうしたのか伺ってみました。
そうしたら、老朽化が酷くなったのでレストア中とのことでした。
良かった良かった。ひと安心ですよ。

いつレストア完了となるのかなど詳細は訊きませんでしたが
(というか詳しいことは分からないでしょうね)
綺麗になって復活となる日を楽しみに待ちたいと思います。

できれば、きちんと走れるようにして
何かのイベントでもお披露目して欲しいものです。

 

ラビットスクーターもスバル360もスバルサンバーも
戦後のモータリゼーションに対して大きな足跡を残した
偉大なるエンジン付きの自動車で、
ホンダのスーパーカブにも比肩するものだと思いますが、
この「ふじ号」も当時としては画期的なバスであり
庶民の足として大いに活躍したものですから
今のスバルとしてももっともっと大事にして欲しい自動車の一台です。

(戦後を懐かしむには旧式のボンネットバスの方がそれらしいかもしれませんが)

この「ふじ号」の所有権が今どこにあって
どんなところでレストアされているかはまったく分かりませんが、
きちんとスバル本体でも支援してあげて欲しいなと願っています。

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