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30年ほど前には飲酒運転してたorz

年末年始は宴会なども多いため飲酒運転摘発の検問も多くなるそうです。
元々サラリーマン時代でも必ず職場の忘年会というものがあったわけでもなく
人事異動などによる歓送迎会や慰労会などと重なったりした時だけ
忘年会や新年会と兼ねての宴会とすることがほとんどで、
その意味では年末年始よりむしろ期末期始めの宴会の方が多かったですかね。

ボクは自動車メーカーに勤めていたので飲酒運転は厳禁、
というか自動車メーカーでなくても昨今では飲酒運転はご法度ですが
自動車メーカー勤務ならなおさらのことで
例えばもし飲酒運転で事故なんか起こしたら
懲戒解雇も覚悟しなければならないでしょう。
そしたら退職金も貰えず即失業なんてこともあり得ます。

今では飲酒運転についての社会的な目も厳しいので
若い人には信じられないことかも知れませんが、
ボクが20代そこそこの頃の時代は今ほど厳しくはなく
軽い酒気帯び運転はちょいちょいやってしまってましたね。
というカミングアウトのネタを今日は書いちゃおうかと思います。

初めて飲酒運転したのは確か大学1年のころだったでしょうか。
って浪人もしてなかったのでこの時点で20歳未満ですから
飲酒運転の前に飲酒そのものがダメなんですけどね(汗)
まぁこれも時効(?)でしょうし昔は当たり前な感じでしたしね。

友人といっしょに食事にいってそこでついビールを頼んじゃったんですね。
コップで2杯程度飲んだくらいなのでそんなに酔っていたわけでもなく
そのまま車に乗って帰ってきたのですが、
それでもクラッチミートのタイミングとかブレーキの微妙なタッチとかで
いつもと違う感覚があったのを覚えていて、
あぁアルコールってのは怖いものなんだなと実感したものでした。

まぁそのくらい冷静に客観的に自分を見ていられるくらいなので
酒気帯び運転にもあたらないくらいほぼシラフだったんでしょうけど。

 

自動車メーカーに入社して、当然ながら最初に会社から
飲酒運転は絶対やらないようにと説明を受けました。

けど、当時は宴会などでは乾杯~!してからコップ2,3杯ビール呑んでも
その後ウーロン茶とかにして2時間くらい経てばOKってな周りの雰囲気でした。
なので、ボクも何度かそんなことをした経験があります。
酔い覚ましのために2次回に行ったりとかラーメン屋に行ったりとか
あるいはクルマの中で仮眠するなんてこともありました。

当時は酒気帯び運転の基準も甘かったので
(2002年に呼気中アルコール濃度が0.25mg以上→0.15mg以上に改定)
まぁなんとかギリで酒気帯びにならないくらいまで時間おけば
セーフみたいな勝手な言い訳をしていたんでしょうね。

さらに、欧米などに出張した時には夕食は車でしかいけないような
レストラン等で食事することが多いですが
その際はやはり軽く飲酒しても車を運転してホテルまで帰ることがありました。
大抵はチームで出張していたので下戸の人がいなければ
チームの中の誰かが運転することになってましたね。
これも今では絶対に許されないことですけどね。

ただ、5年前に行ったロシア出張の経験によると
ロシアでは飲酒運転常套ってな感じでしたけどね(笑)

 

しかし、一方で、入社後に配属されたヘンテコ部署の「親分」と呼ばれる人から
「高速走行する前日からはお酒は一滴たりとも飲むな」と言われてました。
ここでいう高速走行とは高速道路を走るといういみではなく
JARI(谷田部)テストコースで180km/h出すとか
二本松のダートサーキットを限界近くで走る(100km/h超で4輪ジャンプ)とか
そういうことを意味していて、そのような高速走行では
100分の1秒、1000分の1秒単位での反応遅れが致命的なことがあり
少しでもアルコールが残っていると取り返しのつかないことになりかねない
という戒めの言葉です。

ボクは前述のように初めての飲酒運転の時の経験から
少しのアルコールでも微妙な操作に影響することは納得でしたから、
この高速走行前日から禁酒というのはかなり厳格に守ってました。

今では高速走行するという機会は滅多にありませんが
それでも昔やってた坂暴走とかサーキット走行などの前日は禁酒してましたね。
ただ、唯一、ケロっぴで事故った時の前夜は酒呑んでたんですね。
むろん二日酔いで運転したわけではないですが
僅かでもアルコールが残っていて反応が遅れたことが事故につながった
という部分が100%なかったとは言い切れないですから後悔しています。

 

さて、30年ほど前には飲酒運転していたボクなわけですが
次第に飲酒運転に対する社会の目も厳しくなり、
いつの頃からか(20数年前くらいからか)一切しなくなりました。
当たり前のことなんですけどね。

ただ、これだけニュースやキャンペーンで取り上げられていても
いまだに飲酒運転したりさらに事故をおこしてしまったり
最悪なのは轢き逃げまでしてしまう人が後を絶たないのも現実ですね。

自分は事故しない、検問にも遭わないと思い込んでいるんでしょうか、
それとも昔は平気だったという意識から抜け出せないのでしょうか。
8年近く前に飲酒運転の車に追突されました。
その時の加害者が今どうなったのか知る由もありませんが、
まともな企業に勤めていたのなら解雇となっているのではないでしょうか。
その後の人生も悲惨なものになっている可能性が高いです。

そんな大きなリスクのある飲酒運転を未だにやってしまうなんて、、、
ちょっと考えればとてもじゃないけど出来ないはずなんですけどねぇ。
ボクはもう早期リタイアしていて無職なので解雇のリスクはありませんが(汗)
当然のこととして飲酒運転は絶対にしません。

皆さんもくれぐれも飲酒運転しないようお願いいたします。

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