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20代までは借金しまくってました

こんなタイトルにすると、消費者金融から高利で借金して
いわゆるサラ金地獄にでも陥っていたかのように勘違いされかねませんが、
もちろんそこまで悲惨な人生を送っていたわけではありません。

50代ではそれなりに貯金もできて退職金も合わせて
早期リタイアすることができたボクですけど
20代のころはローンを組むということに特に抵抗感がなく
今考えるとかなり安直に借金していました。

大学生になってすぐに運転免許を取ってクルマが欲しくて
車両本体価格たった5万円の中古車(大古車?)でさえ
全額親から借りて買ったのです。
まぁそれはすぐに返済したし借金というほどでもなかったですが。

大学5年生(留年したのでね)の時に新車で買ったスバル・ジャスティ
100万円ほどでしたが全額借金で買いました。

どういうわけか、おそらく金利が安かったからだと思いますが、
通常の自動車ローンとかではなく手形貸付での借金でしたね。
学生の分際で手形貸付を受けられたのが
普通のことなのかどうかよく分かりませんが、
親が一時期自動車ディーラーに勤めていたので
そういう知識があったからなのかも分かりません。

手形貸付は1年で返済しないといけないのですが
学生の身分であっても留年したとはいえ既に卒業論文も終えていて
卒業に必要な単位取得は僅かという状態でしたので、
かなりバイトで稼いでいたから問題なく1年で返済し終えましたけどね。

 

その後、大学卒業してサラリーマンになってすぐ、
周りの同期入社の人たちがいわゆる従業員販売制度でスバルの新車を買う中、
すでにスバル・ジャスティを持っていたボクは
その代わりというわけでもないですが
いい気になって8mmVTR付のパイオニアのミニコンポを
これまた全額ローンで買っちゃってました。

若い人にはまったくなんのことやら分からないでしょうけど
6トラック・マルチPCMができる8mmVTRだけで20万円超えだったような。
CDが普及し始めた頃でアナログ・レコードブレーヤーは無かったですが
CDブレーヤーやアンプ、チューナー、イコライザー、
Wカセットテープレコーダーも付いていて
微かな記憶では総額50~60万円くらいしたやつです(笑)

 

さらに極めつきは入社1年後にスバル・ブラット
これまた全額ローンで購入してしまったことです。

このスバル・ブラットは輸出専用車であったことから
グアムで一度登録したつまり現地で税金払ったものを日本に持ち帰って
排ガス検査受けて再登録するという面倒臭い手続きをしていたので
だいたい330万円超の高価格車になってしまってました。

当時のクラウン3Lロイヤルサルーンでも310万円くらいですから
(当時は「いつかはクラウン」なんてキャッチコピーがまだ活きてました)
いかに馬鹿げた無謀な買い物をしていたのかというものですな(汗)
ですから労働金庫で5年ローンを組んで借りることにして、
結局はこの返済がすべて終わったのが
30代直前ということになってしまいました。

 

けれども、ボクの借金生活はこれで終止符を打つことになりました。
その後は一度もローンを組んだりのお金を借りることはなくなりました。
どうしてそれが出来たのか、、、
実は明確な理由は思い当たらないんですよね。

借金体質を抜け出して貯金体質に変わった理由は?方法は?
それが知りたいんだよ、それをネタに書けよって言われそうですが(汗)

なんとなく思い返すと、入社当時から寮生活していたのですが
寮の食事があまり美味しくなくて毎晩のように友人と一緒に外食してました。
それがSTIに応援で勤務地が変わったことで
一緒に外食する友人もいなくなりなくなく寮で食事するようになりました。
勤務先の寮の食事はまだマシだったということもありましたし。
これは確かに大きくてお金をあまり使わなくなったのは確かです。
それでも、STI応援から帰ってきたあとはまた外食生活に戻りましたけどね。

それと、ボクはボーナス日だからとか給料日だからとか
お金が入ったら急に大きな気持ちになったりする性格でもなく
自分へのご褒美という気持ちになることもないので
だんだんと貯金できるようになったのかも知れません。
貯金をしようと心掛けたわけでもないのですが
なんとなく収入>支出の関係になっていったということです。

また、これはあまり大きな口では言えないことなんですが
ある年齢になると寮を追い出されることになっていたのですが
なんだかんだと理由をつけて先延ばしして何年か寮に居座りました(笑)
アパート借りたりすれば5万円/月くらいはかかってしまいますから
何言われようが嫌な顔されようが寮に住んでいた方が安上がりです。

そもそも、寮に入れるかどうかを年齢で区切るというのもおかしいというか
昔ながらの○○歳までに結婚して社宅に入るのが当たり前的な制度で
それに対する反感もあったのですけどね。

もし、「ほにゃららするのが当たり前」な思考を持ち続けていたら
結婚するのが当たり前(したくなかったわけではないけど)、
社宅に入って、その後は住宅ローンで一戸建てを新築して、、、
なんて人生になったのかも知れないですね。

そんなだったら今頃もまだ住宅ローンや学資ローンを返済中だったかもしれません。
もちろん、早期リタイアなんて夢のまた夢ってところでしょうね。
結果的にはそこで「ほにゃららするのが当たり前」な思考を
捨てることができたのがラッキーだったと言えるのかなぁ。

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