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プラモ製作(80)赤帽サンバー550バン

B181130_1
アオシマ文化教材社の1/24スケール、スバル・サンバー赤帽仕様を作りました。

以前に作った同じくアオシマの赤帽サンバーは富士重工製最後のサンバーである
6代目サンバー・トラックのパネルバンのものでしたが、
これは3代目サンバーのバン(ワンボックス型)の赤帽仕様です。
いわゆる、通称・剛力サンバーと呼ばれるもので
軽枠拡大で550ccになったヤツですね。

実はこれは元・今井科学の金型のこちらの製品を赤帽仕様化したものみたいです。
今井科学から販売されていたころにこの赤帽仕様があったのか(多分なかったかな)
それともアオシマに金型が移ってから赤帽仕様が追加されたのか分かりませんが。

B181201_6
ですので、赤帽仕様なのにRV風のゴムボートやサーフィン・ボードや
スキューバダイビング用のボンベや水中銃やら
さらにはテレビ(当然ブラウン管式)やでかいコンポなどなど
変なものがいっぱい付属しています。

こんなもの省いておけば原価も安くなるのに……なんて思いましたが、
この部品群の中で唯一後輪用マットガードだけをこのキットでも使用するので
そのためだけにこれだけの無用な部品も付属しているようでした。
ということからしても、赤帽仕様は後からの追加企画だったのでしょうね。

S20_1 S20_2
RV用(?)の付属品を除くと部品点数はかなり少なくあっさりと作ることができます。
それでも古いキットの割にはなかなかしっかりとした出来になってます。
デカール類は新たに作られているのでしょう、安心して作ることが出来ました。

面白いのはこの時代の“赤帽”は今の「Akabou」表記ではなく漢字で「赤帽」で
シンボルマークも今のバスケのボールみたいなものではなく
日本列島を表したマークになっていて赤帽の時代の変遷も感じさせてくれるのですが、
不思議なことに今の「Akabou」ロゴや今のシンボルマークのデカールも
同時に用意されているんですよね。

赤帽は走行距離は半端なく使い倒すのですが
年数的にはそんなに長く使われませんから
新しいロゴやシンボルマークに貼りかえるなんてことはないでしょうに。
まぁ、なにかの手違いでこういうことになったのですかね(笑)

同じようなことなのですが、車庫証明のシールもデカールで再現されています。
東京都、大阪府などで軽自動車も車庫証明が必要になったのは1991年からなので
この3代目サンバーの最終モデルである1982年とは
10年近くも年代差があるんですけどねぇ。
まぁこれもなにかの手違いということにしておきましょうかね(笑)

そんな些細なところはさておき
全体としてはまぁそれなりの出来になったかなと思います。
このカラーリングだと剛力サンバーらしいずんぐりむっくり感が
そこそこ出ている気がしますね。

 

なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方にもう少し詳細な画像を載せています。
今回の赤帽サンバーはこちらの「スバル」から見ることができます。

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