居酒屋・北菜のランチで屋内禁煙を考える

ボクは伊勢崎駅（東武伊勢崎線＆ＪＲ両毛線）の近くに住んでいますが
駅近なのに居酒屋などはほとんどなくて繁華街とはほど遠い環境です。
（でも、最近いつの間にかフィリピンパブが近くにできてましたけど）

まぁ夜に飲み歩く趣味もないのでそんなものは近くにない方が
静かで安心できるので好ましいわけです。
伊勢崎市内だとひと駅隣の新伊勢崎駅周辺の方が
どちらかと言えば飲み屋街として賑わっているかと思います。

もっとも終電も早いので鉄道などの公共交通機関を使って飲み屋に行く人も少数派で
多くの人はクルマで往って代行で帰るとか家族に送迎してもらうパターンでしょうが。。。
そんな新伊勢崎駅にほど近い場所にある居酒屋さんの中で
ランチ時間帯でも営業している店に行ってみました。

くいどころバー北菜というお店です。
通りに面したところに入口がないのでパッと見で
営業中なのかどうか分からなかったのですが
建物の脇を入っていくと普通の民家っぽい玄関がありました。

店内は意外と広くて純和風居酒屋というより和洋折衷的な雰囲気ですね。
ひとり来店なのでカウンター席に案内されましたが
カウンター越しに見えるウイスキー、焼酎などボトル類と
各種のグラスが所狭しと並べられている様は
まさしく（田舎の）バーの風景ですね(笑)

とそれは別に構わないのですが……
気になったのはタバコ臭いってことですね。
おそらくそんなに強烈な臭いではないのだと思いますが
早期リタイアしてからますますもってタバコ臭から遠ざかっているので
耐性がなくなりかなり敏感に反応してしまう身体になっているからかもしれません。

退職する前は当然ながら会社内はすでに分煙となっていましたが
それでも喫煙所の近くを通ればダバコ臭はバンバン漂ってきますし
ヘビースモーカーの方の衣服はやはり相応にタバコ臭を発してますからね。
それが今ではタバコ臭を感じるのはＡＫＢ３８の車内に未だ残る
前オーナーのスモーキングの痕跡ぐらいでしかないですから(笑)

そして、改めて周りを見渡すと店のカウンターには灰皿が並べられていますし
当然ながら禁煙の表示はありません。
幸いにもボクが食事中にカウンターの他の客が
タバコを吸いだすことはありませんでしたが
もしタバコを吸う客が現れた場合には
カウンターでない席への移動を認めてもらえるのでしょうかねぇ。

というか、それを言いだすことができるだけの勇気がボクにあるかどうかですが(汗)
そもそもそんなこと言えるくらいならカウンターに案内された時点で
「嫌煙なのでテーブル席にしていいですか」と言えばいいんでしょうね。

２０２０年東京オリンピックに向けて屋内全面禁煙化なんて話も
なんとなくうやむやになりそうなのですが
オリンピックとは関係なく屋内も屋外も私有地を除いて
全面禁煙化して欲しいものです。

受動喫煙による肺がんリスクがどうこうと主張するつもりはないのですが
子供の頃に小児ぜんそくで散々死ぬ思いの苦しみを味わった身には
あのタバコの煙も臭いも反射的に受け入れがたいものであるだけに
吸いたい人はその人所有の個人的な限定的空間でのみ吸ってもらいたいのです。

さて、ランチメニューの天ざるそばと握り寿司セット（￥１，０００）を注文しました。
そばの代わりにうどんも選べます。
ドリンクも付きますが、デザートはクーポン券で無料ゲットしました。

天婦羅は大きめの海老天もあり掻揚げも大きめでボリュームあります。
サラダや煮物、漬物などもいろいろあってお得感がありますね。

蕎麦はバーのカウンター席故の照明の具合からなのか
妙にキラキラ光っていて実際不思議なくらい表面ツヤツヤでした。
やや柔らかめの茹で加減ですが中華麺っぽい縮れがあるのも特徴的で
こんな蕎麦は初めて見ました。
食べてみても妙に甘みが強くてこれまた特徴的です。
つなぎに何か特殊なものを入れているのでしょうかねぇ。

そして、蕎麦汁もダシはよく効いているのですが
それ以上に甘い味付けで麺の甘みと合せてＷパンチでした。
正直、最初から甘みが強い蕎麦はあまり好みではないんですよね。

寿司はまぁ海無し県の群馬ですから端から期待してなかったので
それなりというところです。

ドリンクはホットコーヒーを選びましたが
カウンター越しに市販のドリップパックで淹れてくれました。
まぁ別にそれでも良いんだけど客の目につかない処で淹れて欲しいものですね。
それでも、クーポン券で無料だったデザートが
予想外に甘さ控えめでとても美味しかったです。

なので終わりよければなんとやらで、満足のランチとなりました(笑)