珍珍亭 珍珍麺という即席袋麺
カップ麺については以前のようにわざわざそのためだけに
あちこちのスーパーマーケットやコンビニを漁るようなことはもうしてませんが、
それでもたまたま目についたものがあると買ってきて食べてます。
でも、袋麺となるともう何年も買って食べていません。
ひょっとするとこの時以来かもしれません。
カップ麺は基本的にはそれ自体で完結している一杯(一品)になるのですが
袋麺だとどうしても単なる食材というか素材のひとつにしか過ぎずに
そこにさらにいろいろな具材を入れて一杯の料理になる感じなので
製造者の意図がよく分からなくなるのと独自性とかも感じられにくいからです。
まっ、自分で工夫して自分なりの一杯を調理するには袋麺の方が良いのでしょうが
ねっからの面倒臭がり屋なのであまりそんなことするのは嫌なんですね。
ところが、先日、大型ショッピングセンターのスマーク伊勢崎へ行った時に
そこにテナントで入っている「遊べる本屋 ヴィレッジヴァンガード」を
うろついていたらこんなものを発見してしまいまして……
よく分からないけどなんじゃこれって感じで
500円とものすごく高いのにもかかわらず面白半分で買ってしまいました。
「珍珍亭 珍珍麺 しょうゆ味」というのが商品名でしょうか?
以前に、東洋水産・マルちゃんの「珍々亭 油そば」なるカップ麺を食べました。
これは武蔵野市に実際にある珍々亭という店の監修で作ったものですが
どうやらその珍々亭とは直接関係のないものみたいです。
これは「珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち」というマンガに出てくる
体臭が臭い店主・珍珍が開いている店・珍珍亭(珍々亭とも)がモデルらしいです。
ボクはマンガはほとんど読まない人間なので(TVアニメは観てますが)
それがどんなマンガなのかもその店のラーメンがどんな風に描かれているかも
まるっきり知らないんですけどね。
さてさて、どんな珍しいラーメンなんですかね。
それとも店主の体臭同様に強烈な臭いのするラーメンなのか?
箱を開けて見ると、見た目はごく普通の袋ラーメンです。
油揚げ麺と袋入りの粉スープだけのシンプルな構成です。
麺を約3分茹でてからスープを入れてかき混ぜるこれまた普通の作り方です。
ただ、これだけだと具なしの寂しいラーメンになってしまいますし
かといってチャーシューとかメンマとか常備してませんので
常に作り置きしている煮玉子と冷凍ニラを入れてみました。
ハイ、こんな感じの仕上がりです。
麺もスープも見た目はごくごく普通のインスタントラーメンです。
で、食べてみてもこれまた普通のインスタントラーメンです。
サッポロ一番とか、出前一丁のごま油を入れ忘れたとか。
あえていえば、塩コショウがかなり効いている感じですかね。
ボクはラーメン屋でもよほどのことがない限りは
追加で塩コショウを振りかけることはしませんが、
たまにお客さんで一口も食べる前にこれでもかと
塩コショウを振りかけている人がいますね。
そんな味を再現しようとしているのかも知れないですね、このラーメンは(笑)
それにしても、うーん、具なしで500円は騙された感が強いですね。
ラーメン屋で500円で出されてもボッタクリ感満載になりますな。
まぁブログのネタ代と考えることにするしかありませんね(哀)
ちなみに、販売者は株式会社エムケイエンタープライズという雑貨企画販売会社で、
製造者は静岡の住岡食品株式会社(知らない)というところでした。
| 固定リンク
コメント