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プラモ製作(75)カワサキNinja H2R

プラモネタや読書ネタなどはその日のことを
リアルタイムに記事にしているわけではありませんが、
それでもここしばらくはプラモデル作りを休止していました。

理由は暑くて筆塗り塗料が乾き過ぎるとか
額から流れる汗がうっとおしいとかいろいろありますが、
実は2ヶ月ほど前に右手人差し指付け根を突き指というかぶつけてしまい
未だに痛みが残っていて動かしづらいからなのでした。

最初はズキンズキンした痛みもなく腫れもそれほどではなかったので
放っておいたのですがこれだけ痛みが長引いたということは
おそらく骨折していたのでしょうね(惨)

B180606_1
さて、前作のZZR1400に続いてカワサキのモンスター・バイクを製作しました。
しかも、同じタミヤの1/12オートバイシリーズのキットになります。

ZZR1400もアメリカではニンジャ(Ninja)を名乗っていたので
Ninja H2はZZR1400の後継機とも言えますが、
このNinja H2RはNinja H2をさらに過激にした
サーキット専用マシンになっています。

スーパーチャージャー付で310ps,ラムエア過給時は326psという
Moto GP マシンをも凌ぐパワーもさることながら、
こんなマシンはとてもじゃないけどボクは乗りこなせないでしょうから
その性能とかよりもむしろメカオタク的に
プラネタリギヤを使った遠心式のスーパーチャージャーという
そのメカニズムにとっても惹かれるわけです。

さらにそれがカワサキ重工自社製というのも痺れるところです。
さすが“重工業”と名乗るだけの技術力の底力を感じさせてくれてますね。
スバルは“重工業”と名乗らなくなって正解だったのかもしれません(汗)
こういう広範囲な基礎技術とか部門同士の協業ってほとんどないですからね。

 

 

M11_1 M11_2
キットの方はさすがに定価4000円もするものだけに
部品点数はそれなりにあって作るのに手間暇かかりますが、
さすがに最近のキットだけあって気難しい部分はほとんどなく
きっちりと作ることが出来ました。

オートバイのプラモデルはクルマと違って
最初から全体のフォルムが分かるわけではなく
組みあがっていくにつれて徐々に姿を現してくるのが
作っていてワクワクできて愉しめますから、
高額キットでも満足感が高いのがよいですね。

 

H2Rはサーキット専用車ということなのでライト、ウインカーなどありませんし、
ウィング状の空力パーツが付いていて一種異様な雰囲気がありますが、
フルカウルではないのでメカニカルな部分もなんとか見ることが出来ます。

独自のスーパーチャージャーも見えますね。
ターボチャージャーと違って排気系からの熱伝導はないとはいえ
吸気圧縮の際に吸気温度はかなり上がるはずなのですが、
インタークーラーが要らないというのには驚きました。

チタン製エキゾーストの焼き色再現は難しいですねぇ。
まだまだ修行が必要なようですが、修行する機会もあまりないし、
修行するのは嫌いなので……

まぁでも自己満足な出来にはなりました。

 

なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方に
もう少し詳細な画像や別の画像を載せていますので、
暇な時にでも My Plamodel を覗いてみてください。

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コメント

昔御社の航空機部門の力を借りたカーボン製タワーバーがあったはずでは???

投稿: TOMO | 2018-09-24 21:55

>TOMOさん

あれはこじつけですね(笑)
大型旅客機の主翼の付け根部分などの大型カーボン製部品の製造と
たかだか1mちょっとの丸棒では技術的共通性はほとんどないですよね。|

投稿: JET | 2018-09-25 01:26

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