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「なぜ地形と地理がわかると古代史がこんなに面白くなるのか」を読了

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洋泉社の歴史新書「なぜ地形と地理がわかると古代史がこんなに面白くなるのか」
千田 稔 著を読みました。
うーん、長いタイトルだ(笑)

日本列島に人類が到来したあたりから平安時代までの
日本史のトピックスの50項目について
それらの舞台・背景となる地形・地理をもちいて
Q&A形式で解説をしているのがこの本のスタイルになります。

確かに歴史と地理が複合された形で解説されているので
とても分かりやすくなっています。
正直、これ、中学・高校時代に読んでいたら
ボクでさえも日本史がもう少し苦手でなくなっていたかもしれないと思いましたね。

ボクが中学・高校時代の日本史なんかはほとんど年号と人名ばかり
覚えさせられていたというイメージしか残ってないですし、
記憶するのが苦手で、そもそもそんなこと記憶しなくても
必要な時には調べればいいだけでしょと思う性分なので
みしめて勉強する気にもなりませんでしたからね(笑)

今の中学・高校ってこの本のように歴史と地理がもう少し複合された
学習内容になっているのかもしれませんが、
ボクには子供もいないしそのくらいの生徒と接する機会もないので
よく分からないんですよね。

 

そんな歴史嫌いのボクでも、まだまだ謎だらけの
日本人の起源や古墳時代あたりまでの日本古代史には
この歳になってから興味を抱くようになってきたわけでして、
それでもこの本の終盤の奈良時代・平安時代くらいになると
一気に興味が失せていてそのあたりはほとんど読み飛ばしてしまいましたorz

また、項目ごとに分かりやすい内容になっているとはいえ、
著者独自の視点・論点・主張があるわけではなく
一般論としてこうであるとかまだ謎であると終わっていて
もう少し突っ込んだところが欲しかったというところも多々ありました。

その意味でも、学生時代に先ず読んでおきたかった本(の内容)という
思いを持ちましたね。

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コメント

歴史好きとすれば大変興味があります。
ちょいと本屋さんで探してみようかな・・・。

投稿: おおたけ | 2018-07-05 18:17

>おおたけさん

どちらかというと初級編という感じですけどね。

投稿: JET | 2018-07-05 18:20

歴史については同様な気持ちで学校の授業をうけてました。
でも大学の日本史では幕末のみで、しかも誰が何を考えて行動したのかに特化していたので、ここから歴史の見方学び方が変わりました。

投稿: はら坊 | 2018-07-05 20:30

>はら坊さん

西郷どんの時代ですね。
ボクは詳しくないですし、NHKも観てないですが。

やはり一歩二歩掘り下げないと面白みは出てこないんですかね。

投稿: JET | 2018-07-06 00:33

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