高経大リレー講義(5)&竜庵の蕎麦
高崎経済大学、略称・高経大のリレー講義にまたまた行ってきました。
先週、先々週と3週たて続けにリレー講義を聴きにいっていますが
なにもルーチン化したり全部聴こうなんて考えているわけではなく
たまたま興味ありそうなのが3週続いたというだけのことです。
本日のお題は「ドイツの戦後政治と日本-ドイツの戦後リーダーに学ぶ」です。
講師は三井物産OBの萩原 一夫氏です。
萩原氏はベルリンの壁崩壊前にドイツに赴任していた経験がありますが
ドイツの政治については三井物産時代の仕事とは無関係であって
萩原氏の興味から研究しているもをまとめているというもののようです。
新聞などにも投稿しているみたいですので
ジャーナリスト的な活動もしているのかもしれません。
基本的にはドイツの戦後の政治と歴史の説明が主であって
その中で日本との比較が出てくるという形で講義は進みます。
例えば、
・ドイツの基本法(注1)は60回弱改正しているが永久に改正できない永久条項がある。
日本の憲法改正は0回
注1:西ドイツは東西ドイツ統一時に正式な憲法を制定するとして
憲法ではなく基本法と呼んでおり、東西統一後もそのまま使われている。
・戦後の歴代首相はドイツ8人、日本29人
日本は官僚国家、ドイツは政党国家
ドイツの首相に世襲政治家はいない。日本の与党は世襲政治家ばかり。
ドイツの首相のスキャンダルや虚偽発言は一切なし。日本は……
・ドイツは財政黒字化、日本は相変わらず財政大赤字。
・ドイツの投票率(連邦議会)76.2%、日本の投票率(衆議院)53.7%
・ドイツは福島事故後4ヶ月以内に原発全廃を決定。日本は……
などなど。
まぁ、最後の原発全廃については単にドイツ国民がヒステリックで
メルケルも票欲しさに寝返っただけという気がしますし、
昨今のEVヒステリックも加わって原発なしの再生エネルギーだけで
その電力もまかなうのはかなり困難だとは思いますけどね。
そのEVヒステリックを招いたのはドイツのVWディーゼルゲートというのも皮肉ですし。
それ以外の内容についてはまぁ納得というところでした。
世襲政治家が財政出動アベノミクスで夫妻含めて疑惑まみれの
今の日本の政治は、まぁ政治と呼べるもんじゃないですけどね。
さて、今日も講義の前に麺紀行してきました。
高経大のすぐ近くにある竜庵というお蕎麦屋さんです。
大学の近くにあるだけあって丼物やカレーライスなど
蕎麦・うどん以外のメニューも豊富でしたが、
もりかきあげ(蕎麦)(¥650)を頼みました。
蕎麦はうっすらと緑がかった綺麗な色をした
細くてしなやかな食感のものでした。
そしてなによりこの蕎麦、ずんごく長いんです。
こんなに長い蕎麦は初めてでした。
そしてかき揚げも含めて量が多い。
そこはやはり学生相手だからなのでしょうね。
コスパ最高でとっても満腹・満足な麺紀行になりました(*^^)v
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