新書「友だち幻想」を読了
中・高校生向けに書かれている本ですので当然ながら
「友だち幻想」なんてタイトルが付けられていても
友だちなんて所詮幻想だから要らない・無駄だなどと主張して
ひとり山こもりや家に引きこもることを推奨しているような内容ではありません。
ただ、友だちといっても自分とは違う他者であることをしっかり認識し
適正な距離をとって接していかなければいけないとか
まぁある程度社会人になって生活していけば
当たり前だと思うようなことが書いてあります。
ただ、当たり前なことですが、整理されたキーワードを用いて
簡潔明瞭な文章で書かれているので、
自分の考えも整理されて良かったなと思えました。
それに世の中にはそれなりの大人になっても
友だち幻想が抜け切れてないような人もいるみたいですから
そのいう人たちに向けての処方箋にもなるかも知れません。
というか、そういう人に対した時の自分の対処方法を考えることに繋がるかなと。
もっとも、無職で呑気に過ごす身になったので
もうあまり人付き合いで苦労することもないんですけどね(笑)
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