いつでも好きな時にトイレに行ける幸せ
若い頃、、、といっても30歳代半ばぐらいなので大して若くないですが、
そのぐらいまでは何も意識せずとも毎日快便でした。
と、のっけから綺麗な話題でなくて失礼いたします(笑)
毎朝、ほとんど同じ時刻になんとなく便意を感じて
トイレに行けばすぐにすんなりと無事に事を済ませる日々でした。
別に強い便意がなくても特に力むことなくです。
ですから、便秘に苦しむということはほとんどありませんでした。
一方、過敏性腸症候群とでもいうらしいですが、
乳糖不耐症でもあるので乳製品はもちろん
激辛料理など刺激性の強い飲食物や
さらになんらかのストレスなどが原因で
下痢になることは頻繁にありました。
ところが、歳をとるにつれて自律神経の問題なのか腸内細菌の問題なのか
それとも排便に必要な筋力の低下からなのか理由は分かりませんが
時々便秘気味になるようなことが起こるようになりました。
3日も4日も出ないみたいな深刻な便秘は経験ないですが
それまでが毎朝快便が普通な生活であっただけに
丸1日でも来ないとなると気分的にも身体的にもすっきりしません。
そこで、毎朝きまった時間帯でなくても少しでももよおした時には
すかさずトイレへ行って僅かでも出しておきたいという気持ちになるものです。
また、歳をとっても過敏性腸症候群が治るわけでもないので
依然として超特急便(ここではビンと読んでね)の時も多くて
結局は便秘と下痢を交互に繰り返すような体調のことも多くなってしまいました。
食生活が乱れてきている証といえばその通りなんでしょうけどね。
そして、そのような体調の時はやはりいつでも必要な時にトイレに行きたいものですよね。
下痢気味の場合、さすがに漏らしちゃうほど深刻な事態はなかったものの
とは言えすかさずトイレに駆け込まないとヤバイと気が気ではなくなりますし、
便秘気味の場合ならせっかくもよおしたタイミングは逃さずに済ませたいものです。
そうはいってもサラリーマン時代の勤務中では
それがままならないこともしょっちゅうあったことです。
ボクが勤めていた会社では
一刻たりとも持ち場を離れられないというほどの仕事はほとんどしてませんし、
ましてや就業中は生理現象すら認められないというブラック企業でもなかったですし、
さらには職場の空気としてトイレに行くことを憚られるようなこともありませんでした。
そういえば、小学校の頃って学校のトイレで(男子が)大の方に入ると
何故かからかわれて肩身の狭い思いをしたものですが、
あれって何だったのでしょうかね。
って言うのは全国的にアルアルな話だったのかどうかも分かりませんが、、、
ちょっと脱線しちゃいましたが、
それでも、会議中などは出来るだけ席を外したくないという意識があり
それがまた2時間とか4時間とか延々と続く会議が多くて
毎日の半分以上は会議ばかりという会議漬けの仕事だった時期もあり、
そうするとやはりいつでも好きな時にトイレに行けるという状況とは
ほど遠いと感じるようになってしまっていました。
こういうことが続くとそれがまた便秘に拍車がかかるようになってくるんですよね。
それよりもっと問題だったのは、せっかくのチャンスでトイレに行っても
トイレ(大)が空いていないということがとても多かったことです。
適正な衛星器具個数が確保されていなかったことと
どうも個室トイレに長時間こもる人がいるのがその原因なんですけどね。
そうそう、あのトイレに長時間こもる人っていったい何をやっているんでしょうかね。
測ったわけでもなんでもないから確かなことは言えませんが
中には何十分もこもっているような人もいるように感じてました。
個人的には出る/出ないに関わらず長時間トイレで力むなんてことはしませんし、
ましてや会社や公共のトイレを長時間占拠することに罪悪感も感じるし
会社の業務時間内に何十分も仕事せずにトイレにこもることにも罪悪感を感じます。
だから彼ら(誰かは見えないので分かりませんが)の行動には理解しかねるのです。
もしかしたら、メンタルとかで逃げ場になっているのかもしれませんが。
だとしても、トイレにこもっていても何も解決しませんから
何か対策した方が良いんじゃないかと思いますけどね。
例えばアメリカとかに多い扉の下が(上も)大きく隙間があるものとかね。
あっ、また脱線しちゃいました。
さて、早期退職して基本的に自宅に引き籠って生活するようになりました。
引き籠りといっても一歩も自宅から出ないというわけでもありませんが
早朝から出勤して夜遅く(深夜はあまりなかったですが)に帰るみたいな
一日のほとんどを会社で過ごすという生活からすれば
自宅にいる時間は圧倒的に多くてほぼ引き籠りみたいなものです。
少なくとも朝は出社時間を気にしてあわただしく支度をして、、、
みたいな毎日とは完全に無縁ののんびりした生活になっています。
ですから、今ではもよおした時にはいつでもトイレに行くことができます。
ひとり暮らしですからトイレが使用中で待たされることもありません。
それどころか家に2つもトイレがありますから使いきれません(笑)
早期リタイア後は起床時刻も就寝時刻も食事時刻も食事回数も
バラバラで規則正しい生活とは完全に無縁な生活をしているので
本来ならもっともっと排便習慣が乱れてしまうはずなんでしょうが、
実際には逆に快調快腸になってきていると感じています。
やっぱり、いつでも好きな時にトイレに行けるってのが
功を奏しているのでしょう。
これって、ささやかですが大切な幸せです。
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