ダンボール椅子展の観覧と麺紀行

水曜日（２３日）から今日・金曜日（２５日）まで群馬県庁で開催されている
「ダンボール椅子展」というものをちょっと覘いてきました。

このダンボール椅子展というのは
前橋工科大学工学部建築学科の２年生の生徒が
ダンボールだけを使って（接着剤も塗料も使わず）作った椅子の展示です。

ですから、有名な工業デザイナーが作ったものでもないですし
これまた有名な芸術家が作ったものでもないですし
工業製品としての機能や耐久信頼性などが保障された量産品でもないですが、
学生ならではの自由な発想があるのかもと思って見に行ったわけです。

写真撮るのも自由ですが、座るのも自由ということだったので
気になった作品には恐る恐るですが座ってみました。
大抵は普通の体重の方なら使用に耐えれそうな作りでしたが
これはヤバイでしょとか、既に部分的に崩壊してるのもあったりして
まぁそこはやはり学生作ということで愛嬌でしょうね。

一番座り心地が良かったのがこの椅子でした。
ダンボールの滑り具合と形状と剛性を巧くバランスさせているのでしょう。
狙ったものか偶然なのかは図りかねますけどね。

面白そうだけどどう座ろうかと悩むのがこちらの作品。
柱や壁にもたれ掛けるように座るのが狙いなんですかねぇ。
いろいろな体勢で座ってみましたがイマイチしっくりこなかったです。

この作品もちょっと難解でしたけど、
クルーザータイプのモーターサイクルに跨る感じで
意外としっくり座ることができました。

ダンボール椅子は細い４本の足で作ることが不可能なので
座面の下に足を引いて入れることが難しくなりますから
特に椅子から立ち上がるのが大変になります。
身体が硬くなり筋力も落ちてくる高齢者だとなおさらです。

でも、この形状の椅子ならそういう心配はしなくていいですね。
そこまで考えて人間工学的にこの形にしたのかどうかは甚だ疑問ですが、
今回の展示の中では一番斬新でかつそこそこ実用に耐えるものだと思いました。

ダンボール椅子展の隣のスペースでは「つばき展」もやっていたので
この手のものには疎いのですがさらっと眺めてきました。

そして、帰り途中にお蕎麦屋さんで麺紀行してきました。
けやきウォーク前橋（ショッピングセンター）のすぐ近くにある
久田屋(ひさだや)という蕎麦・うどん屋さんです。

長寿そば（￥８００）を冷たい蕎麦で
それにそば焼酎をそば湯割り(￥３５０)を追加で注文。

何が長寿なのかよく分かりませんが長寿そばは
とろろ、山菜、おろしの３つが味わえます。
蕎麦は透き通るようなものでコシのしっかりした美味しいものでした。
３つとも具だくさんでそれぞれしっかりした味付けがされていて
これで８００円なのはコスパ高くて大満足です(*^_^*)