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プラモ製作(69)スバル360デラックス

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ここのところのプラモ製作はスバル360ばかり続いていますが
今回もまたハセガワの1/24スケールのスバル360です。
ただ、レース仕様ではなく1968年式デラックスとしてキット化されているものです。

まっ、デラックスというほど豪華で贅沢なクルマではありませんが(笑)
それでもスバル360の中では装備もあれこれ追加されていたり
外観もシルバーモールが多かったりホワイトリボン・タイヤだったりと
豪華グレードになっていますね。

もっとも、この時代は高度経済成長期まっただ中で
クルマだけでなく日本全体がより豪華に贅沢に向かってまっしぐらの時ですから
1年前のデラックスはもう普通、2年前のデラックスはもう質素で貧祖ってな
感覚になってしまっていたのでしょうね。

そんな時代にあってスバル360は1958年発売で
12年間もモデルチェンジなしで売り続けたというのは
なんとも無謀というか商売としては完全に失策だったと言えるでしょうね。

このキットでは1968年式をモデル化したものなので
スバル360の中でもモデル末期が近づいてきていて
他社の豪華・贅沢さになんとか追いつこうとしていた頃のものとなります。

そうはいっても、元がシンプルさと合理性に徹して作られたクルマですし
機能の伴わない無駄な装飾でデコラティブになってしまってはいないので
個人的な好感は失せていないと思っています。

 

以前にどこかの記事で書いたかもしれませんが、
ボクの父親は名古屋鉄道(めいてつ)に勤めていたのですが
一時期、名鉄が中部圏のスバル車の販売権を持っていたことから
スバルディーラーに出向していた時があり、
そういったことからボクが物心ついたころから家にスバルがありました。

さらに、当然ですが親戚にもスバル車販売を勧めるわけで
親戚一同(戦前家族は兄弟が多いですから)スバル車を連ねて
ドライブとかしてた想い出があります。

また、ドライブ中に他のスバル車を見かける度に数をかぞえるなんて
無邪気で素朴な遊びをしていたものです(笑)

そんなスバル360ですが、やはり記憶に残っているのは
クリーム色だったり薄いグレーだったりする淡色系のものが多いです。
ただ、今回はキットの成型色が明るい緑色だったこともあり
かつ勝手にデラックス感を盛り上げるために(?)
メタリック調のグリーンで仕上げてみました。

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ですから、実際に新車状態でこんなボディ色のスバル360があったわけではありません。

それに合わせてインテリアカラーもこんなのが似合うかなという
勝手な妄想で仕上げてみました。
手元に当時のカタログなどもないので正確なことは分かりませんが
おそらくこの時代では案外ブラック基調の内装が主流になっていたと思いますが。

また、リアタイヤ前のストーンガードは塗装ではなく
ハセガワから出ているミラーフィニッシュという
曲面追従金属光沢シートを貼ってみました。
確かに極薄でよく伸びるので貼りやすくて質感がぐっと上がります。

このハセガワのスバル360は全体のフォルムも素晴らしいし、
やはり1/24スケールというのは絶妙なサイズ感で
とても可愛らしく満足のいく出来となりました。

 

A180319_7
おまけ画像です。
最近、散歩中にみかけたスバル360とアルシオーネですね。

 

なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方にもう少し詳細な画像を載せています。
今回のスバル360デラックスはこちらの「スバル」から見ることができます。

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