プラモ製作(64)WRXスポーツワゴン
前作、前々作に続いてまたまたハセガワの1/24スケールのインプレッサです。
ただ、今回はセダンではなく初代インプレッサ・スポーツワゴンWRXになります。
以前に書いたように初代インプレッサはレオーネの後継という位置づけでも
ありましたから自然な流れとしてワゴンボディも設定しようとなるでしょうし、
すでにレガシィのワゴンブームに突入しつつありましたから
インプレッサにもワゴンを設定するのは何の不思議もありません。
それでも、レガシィ・ツーリングワゴンとのカニバリを避けるためにか
インプレッサのワゴンはリアオーバーハングを伸ばして
スクウェアで使いやすい荷室を構成するという方法は採らず、
5ドア・ハッチバックに近いパッケージングとして
それを結果的に「スポーツワゴン」と銘打ったのでした。
初代インプレッサ・スポーツワゴンとしてはこのWRXグレードよりも
大人しい廉価版にもあたる1.5LのC’zグレードが台数的に
成功したグレードになるのかも知れません。
海外輸出でもワゴンのWRXグレードは少量だったようです。
ただ、インプレッサ・スポーツワゴンはセダンとほとんど同じ作りでしたから
スポーツワゴンにWRXを設定するのはほとんど追加投資が必要なかったでしょうし
まぁ大して売れなくてもOKってな経営判断だったのでしょう。
何せインプレッサ・スポーツワゴンはリアドア&リアドアガラスのみならず
リアコンビランプやリアバンパーさえもセダンと共通でしたからねぇ。
そんなわけですので(?)ハセガワもセダンWRXとともに
このスポーツワゴンWRXもキット化してくれたのでしょう。
金型もかなり共用できますし設計コストもかなり圧縮できるでしょうからね(笑)
ですから、作るのもセダンWRXとほぼ同じなわけで
もう勝手知ったる感覚で簡単に作ることができました。
ただ、それでも当然ながらボディ本体はセダンとは違うわけで
それに伴ってかフロント・ウィンカーの取り付け方など変更されていました。
それよりも、右側リアコンビレンズのクリアパーツが大きく歪んでいました。
セダンと同じはずですが、それよりも左側のは正常だったので不良品でしょう。
古いキットなので管理上の問題もあり得ますが
正規より曲率が強くなって捻じれているというのは
普通の熱変形では考えられないのでやはり製造上の不良品でしょう。
メーカーに突き返すのが筋というものですが、
それも面倒だし、かといって自腹で補修パーツ手配も面倒だし、、、
ドライヤーで温めながら修正しようとしたら見事に失敗しましたorz
結局、途中で折り曲げてコーナー部分を取り払ってしまい
クリアボンドと塗装で誤魔化してしまいました。
かなり見苦しいですが仕方ないですな。
クリアパテなど使えばもう少しマシになるかも知れませんが
それなりに大きな部分なので難しいかもですね。
まぁ何年か後にまた気が向いたら修正してみようかと思います。
なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方にもう少し詳細な画像を載せています。
今回のインプレッサ・スポーツワゴンはこちらの「スバル」から見ることができます。
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