「怪しい商品を買ってみました」を読んでみました
世界一臭いといわれるニシンの缶詰のシュールストレミングを食べてみた、とか
スピリッチュアルカウンセリングを受けてみました、とか
婚活パーティに参加しました、とか
性病検査を受けてみました、とか全部で20章あるのですが、、、
うーん、あまりアンダーグラウンドというか
法的・倫理的に本当にヤバイとこには全然入り込んでいない感じで
それほどの怪しさは感じられませんでしたね。
一瞬おっと思ったのは(やってみようと思ったわけじゃないですよ)、
乱交パーティに参加しました、というのだったんだけど、
これもなんだか趣味のサークルみたいなものに会員になって参加したという程度でした。
激安中古車を買ってみました、で29万円のBMWを出されても
(物価の違いはあっても)最初に買ったのが5万円のサニーだったボクからすれば
激安じゃないし怪しくもないし、、、
数百円で銀塩カメラのジャンク品をオークションで買い漁っていると言われても
そりゃそんな趣味なんでしょうから怪しくもなんでもないし、、、
数十万の借金滞納してみて利息をチャラにしちゃったり
それで自己破産をする費用と手続きを調べたとか、
怪しくもないし興味もない内容でほとんど飛ばし読みしましたね。
そもそも、買ってみたというより体験してみたとか調べてみたとかが多くて
タイトルに偽りありなんじゃないかというのもひっかかりました。
というか、結局この本の中身が悪い意味で「怪しい」のでして、
その怪しい商品を買ってみましたのはボクでした(笑)
以前には同じ彩図社のこんな本を読んだことがあります。
「実録 いかがわしい経験をしまくってみました」藤山 六輝 著です。
エロ本出版社に勤めてみた、合法ドラッグをやってみた、
「脱がせ屋」をやってみた、某クリニックで股間の手術を受けてみた、
ヤクザに軟禁されてみた、などなどの内容です。
こちらは本当にいかがわしいを通り越したくらいヤバそうな内容で
文章も臨場感に溢れていてかなり面白かったですね。
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