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早期リタイアへのきっかけはやはり震災でした

あの東日本大震災から7年経ちました。
その震災でボクの知人・友人の誰かが亡くなったとかありませんでしたし
自宅などが損壊して避難所生活を強いられたということもありませんでした。

自宅アパートの部屋の中は悲惨な状態になりましたし
会社内では事務所が損壊してプチ避難所状態になりましたけど、
被災地および原発周辺地域の方々に比べれば
全然大したことのない状況ではありました。

それでも、戦後生まれのボクにとっては人生で一番大きなショックを受けた
出来事だったのは事実であり
(愛知県生まれなので伊勢湾台風の時は家の屋根が全部吹っ飛んで
 大変だったらしいのですがまだ生まれてませんでした)
それが早期リタイアを真剣に考えるきっかけになったのは確かです。

阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、アメリカ同時多発テロなども
相当な衝撃を受けましたが、不謹慎ながらもどこか他人事というか
テレビ画面の向こうの世界の出来事という印象を持ってしまってました。

現実に、阪神・淡路大震災やアメリカ同時多発テロの当日や
麻原教祖逮捕の当日ってボクはなぜか偶然にも有給休暇とっていて
何気にテレビの生映像をポカンと眺めていた記憶があります。

でも、東日本大震災の時は停電が続いていたこともあって
生ではその衝撃を受けてはいなかったんですけど、
むしろそれだからこそ余計にフィクション感を抱かなかったのかもしれません。

震災後のあれこれで勤労に疑問を持ったことは以前の記事にしましたが、
それだけではなくて、
将来の事や明日の事なんて何も分からないし何の保証もないのだという
至極当たり前のことを改めて痛切に思い知らされたのでした。

そこから、なんとなく将来が不安だからとか老後が心配だからとか
そんなこと考えていつまでも働き続けるより
身体が動くうちに自由に愉しんだ方がいいなと強く考えるようになりました。

将来の事なんて分かんないんだからあれこれ不安がったり心配しても
仕方ないんだから、覚悟を決めて早期リタイアしちゃおぅということですね。

 

この辺の思考回路は人それぞれかもしれなくて
将来何があるか分からないから余計に働き続けた方が良いと考える人や
逆により刹那的に今そのものだけを目一杯遊ぼうと考える人も
いるのかも知れないですけどね。。。

ただ、いずれにしても災害時など精神状態が緊迫した状態に置かれると
平時のだらだらした無意識の状態とは違って決断力が高まるというか
覚悟することができるようになるかと思います。
その意味でもあの震災が早期リタイアをするぞと決心した
大きなきっかけになったのは確かなことでしたね。

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