プラモ製作(50)グロリア・オープン
完全に1950年代から1960年代初頭のアメリカン・フルサイズカーへの憧れを
日本的サイズで作ったようなクルマですよね。
もっとも1970年代にはアメリカン・マッスルカー風デザインを
大衆車クラスにも取り入れちゃった日本の自動車メーカー各社ですから
プリンスは日本の中ではかなり時代の先端を行っていたと言えるのかもしれないですね。
技術的にも当時の日本車の中では結構進んでいたみたいですし
さすが立川飛行機と中島飛行機の流れを汲むプリンス自動車という感じです。
「技術の日産」というキャッチフレーズがありましたが(たぶん死語ですね)
本当は「技術のプリンスを合併した日産」だっただけなのかも知れません(汗)
まっ、なんにしてもこの手のクルマは個人的には
あまり壺にはまるようなものではないのですが、
同一スケールでのシリーズものとしてはあってもいいかなとの
軽い気持ちで作ってみることにしました。
30数年前に作った同じ1/32スケールのグンゼ産業の
アメリカン・フルサイズカーと並べて見るのも面白いかも知れませんしね。
実際に当時の新車でこんなツートンカラーのボディカラーがあったかどうか
さらにこんな内装カラーとの組み合わせがあったかどうか
まったく知りませんが、適当に雰囲気だけで塗ってみました。
それにしてもシルバー(実車ではクロームメッキでしょう)のモール類が
やたらと多くてゴージャスというかデコラティブですねぇ。
このモール類のシルバー塗装が一番時間がかかったところですね。
ちょっと腰高な感じが残念ですがホワイトリボン・タイヤの塗装も含めて
まずまず雰囲気は出せたかなと思ってます。
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