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プラモ製作(49)ベレット1600GTR

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またまたこの有井製作所の1/32オーナーズクラブ・シリーズを作りました。
今度のはシリーズNo.14の ’69 いすゞ ベレット1600GTRです。

ベレットは1963年発表ですが、1600GTRは1969年からだそうですから
前回作ったSR311フェアレディの1967年や
前々回作った日野コンテッサ1300クーペの1966年と
ほぼ同時代のクルマではありますが、
ボクにとってはボクが大学生だった頃(1980年代)にも
大学自動車部の学生が乗っていたこともあり
割と見慣れたクルマだった印象が残っています。

もっとも、このオーナーは二部(夜間部)の大学生でして
同じ自動車部で整備工場が隣同士になっていたとはいえ
全く別の活動をしていて交流もなかったですけどね。

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旧車イベントに出てくるベレGというとやはりオレンジ色のイメージですから
その通りに仕上げてみました。
それに、ボンネットは黒ですよね。

本来はラリー車などで太陽の反射による眩しさを抑えるための塗装なので
艶消し黒で塗るのが本筋なんでしょうけど、
どうもグーグル画像検索するとほとんどが艶ありの黒になっているので
今回は艶あり黒のボンネットにしてみました。

新車当時は艶ありだったのか艶なしだったのか、どちらでしょうかね。
昔は艶消し塗装で耐久性のあるものが難しかったと思いますから
実際のレースやラリーでは艶消し塗装にしていたとしても
量産車ではその雰囲気だけ借りてきて艶あり黒にしていたのかもしれないですね。

 

キット自体はいつもの有井品質ですからあまり誉められたものではありません。
ただ、今回はピラーを細めに削ったり、
フェンダーミラーのステーやワイパーも細く削ったり、
熱して細く伸ばしたライナーをルーフアンテナに使ったりと
ちょいちょいと手間をかけてみました。

下回りは大して再現されておらず素っ気ないですね。
前回のフェアレディ、前々回のコンテッサで随分と設計思想が違うと書きましたが、
このベレットはコンテッサに近いようなキットです。

前輪は金属シャフトなのに後輪は太いプラシャフトという不思議な仕様ですが
これって元はゼンマイ走行の仕様だったのをゼンマイを廃止して
コストダウン(ゼンマイが入手不可になった?)を図ったんですかね。
意味不明の穴が開いているのもそういう理由なんでしょう。

 

全体的には1/32スケールにしてはそこそこ満足できる出来になりました。

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