買い物用自転車にリング錠を装着
自転車の盗難防止用の鍵(ロック)はボクの場合は
カラビナロックとコイルワイヤーの組み合わせのものがほとんどです。
比較的軽くてかさ張らなくて見た目もスマートだし
地球ロックにしたり巻きつけたりスポークに掛けたりと
状況に応じて様々なロック方法が選べるので便利です。
ただ、買い物用ママチャリの小エビについては
購入した時に最初から装着されていた後輪リング錠をそのまま使ってます。
後輪のリムを抱きかかえるように鉄の輪っかを掛けるタイプです。
今どきのママチャリ、通勤通学用軽快車はほとんどこのタイプですね。
小さな鍵(キー)を使うものと押しボタンなどのダイアルロックのものがありますが
小エビに付いているのは物理的な鍵のあるものです。
鍵を持ち歩いたりしないといけないのは面倒ですが
操作の手間という点ではほとんど見ないでもワンアクションで
施錠も開錠もできるので非常に楽ちんですよね。
カラビナロックだと留めてあるあるところから外してから
ロックするところに掛けて閉めてダイアルを回して…
ダイアルロックを外すときなんか薄暗かったりすると老眼には辛いです(汗)
というわけで、中距離お買い物用自転車の位置づけとなる
ルイルイことルイガノLGS-S8もリング錠が便利なはずです。
が、ルイルイはママチャリではありませんので
最初からロックなんて装着されてませんから
自分で買ってきて装着しないといけません。
それにルイルイのブレーキはMTBなどでよく使われているVブレーキですから
シートステーにそのVブレーキが付いてますから
ママチャリ用のリング錠そのものは装着できません。
近場のホームセンター・カインズホームの自転車コーナーで
Vブレーキ用のリング錠を売っていたので
コレだっ!と思って買ってきました。
¥1000ちょっとだったかな。
後輪のVブレーキの上からというか外側からというか
ブレーキブースターのようなU字状のブラケットをまず取り付けます。
ブレーキブースターというのはブレーキを掛けた時にその支点となる
シートステーが僅かに外開きしてブレーキの効きが悪くなるのを防ぐ狙いの
U字状のブラケットのことですが、これはそれほど板厚がないので
その効果はたかだか知れているでしょうから期待はしませんけどね。
そしてこのU字状のブラケットにリング錠を取り付けるのですが…
ありゃりゃ、赤い矢印の部分でリアキャリアのステーと干渉しちゃてます。
仮止めまでしましたがこのままではどのみち
鍵を回して引き抜くことはできませんから使い物になりません。
普通のMTBやなんちゃってMTBでもこんなところに
リアキャリアのステーなんてありませんからねぇ。
うーん、残念な結果になってしまいました。
どうしましょう。
仕方なく前輪のVブレーキに装着しました。
こちらなら特に干渉するところもなく無事に装着できました。
でも自転車の左側に降りて、こんな体勢でフロントキャリア下の見辛いところで
施錠・開錠操作をするのはちょっと不自然ですし不便です。
それに、両脚スタンドを立てた後輪を施錠するのならタイヤはフリーで回転しますが
接地している前輪は回転できないのでスポークが引っ掛かる位置にある場合
両脚スタンドを引きずるか前輪を持ち上げるかして少し前輪を回転させないと
上手く施錠できないことが考えられます。
慣れればこれでもなんとかなりそうなので暫くこれで使ってみましょうかね。
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