出向先の事務所環境が劣悪だった件
以前に冬季の仕事始めや週明け月曜の午前中の職場が
とにかく底冷えして辛かったことを記事にしましたが
そこで最後に出向先のSTI の職場環境については
別に記事にしますと予告まがいの書き方をしちゃったので
今日はようやくそれを記事にしたいと思います。
STI:スバルテクニカインターナショナル株式会社は
株式会社SUBARU(以下スバル)の100%子会社で、
スバルの東京事業所の前にある販売店・東京スバル三鷹店の
建物内にSTI のショールームと本社事務所があります。
ここは比較的新しい建物でありSTI の顔になる場所でもありますから
それほど酷い職場環境でもなかったと思いますが、
ボクはそこに勤務していたわけではないのでよくは知りません。
一方、ボクが勤務していたのは群馬県太田市でして
正式名称はないですがSTI 群馬事務所とでもいう場所でした。
この濃いめのグレーの3階建ての建物にSTI の群馬事務所が入ってました。
向かって左に見えるのがスバルの群馬製作所本工場の正門です。
一見、スバルの敷地内の一角にSTIの事務所があるようにも見えますが
実際には敷地外の別の建物を借りている状態になっています。
STI はスバルの100%資本の子会社ですから
スバルの敷地内に事務所を借りていてもよいはずですが、
現にSTI の整備室などはスバルのテストコース内にありますし
以前はスバルの敷地内の建物に事務所を構えていたこともありますが
様々な事情でこの建物に移ったようです。
ちなみに3階建てのこの建物ですが3階には同じくスバルの子会社のFTSの方が
数名だけ入っていて謎の仕事をしていましたので、
STI は1階と2階を使っていたという状況でした。
STI は最近になって本格的にアメリカ市場に進出しようという目論みがあり
(STI の目論みというよりスバルグループとしての戦略となるでしょうが)
そのために人材をどんどんと増やしてきています。
スバルを定年退職・役職定年した人、スバルから出向している人だけでなく
中途採用した人も多くさらに増員していましたし、
昨年度からは初めて新卒者採用もしています。
となると、事務所スペースが手狭になることは分かりきったことなので
スバル上層部と調整してスバルの敷地内の建物の一部を借りる予定になってました。
ちょうど2016年3月にスバルはテストコース内に
新たにもう一棟の事務所ビルディングが完成し、
いままでテストコース外の建物に入っていたスバルの開発部隊の一部が
その新しい建物内に引っ越ししたため、
その空いた場所をSTIの事務所として借りる計画になっていたわけです。
つまり、ボクがSTIに出向した2016年4月からは本来の計画ならば
そのスバルの敷地内のテストコース外の古い事務所に入るはずだったのです。
はずだったのですが、、、実際にはその入るはずだった事務所スペースを
改装するとかなんとかスバル(の管理部署)が一方的に言いだして
その改装が終わるまで今までの正門横の建物で暫く我慢せよとなったのでした。
そんわけで、出向したSTI の事務所の中は超過密状態になってました。
ボクはいちおう肩書としては部長ということでしたが、
別に欧米企業のように個室が欲しいとか壁際に単独で机が欲しいとか言いませんし、
それどころか椅子に肘掛が欲しいとかふんぞり返るスペースが欲しいとか
そんな些細な贅沢も言いませんが、、、
ほぼエコノミークラスぐらいの状態だったのには閉口しましたよ。
さらに、ボクの席の真後ろに簡易の洗面台が出っ張っていて
しかもそこが通路になっているので、人がそこを通る時には
ボクはお腹を引っ込めて机ギリギリまで椅子を引く必要があるんです。
しかもフロアには備え付けのコンセントがあり足を自由に伸ばせないし
椅子を引くにも配線がキャスターに引っかかってスムーズにいきません。
きわめつけは昼休み時間で、ボクが読書したり仮眠したりする真後ろで
昼食後の歯磨きをする人が後を絶たないわけです。
もちろん、そこに洗面台があるから仕方ないんですが、
中には「ガラガラガラ~、グゥェー、ペッ、ケッ、ペッ」ってな具合に
相当なオッサンもいるわけですよ(@_@)
他にも更衣室やトイレや会議室などもうすべてが悲惨な状態だったのですが
それらについても書き出すとキリがないのでこの辺にしておきます。
ただ、これら過密状態は単に快適か不快かというだけにとどまらず
災害時の避難などを考えると大いに問題ありといわざるを得ない状況でしたね。
まぁ、スバル側の役員にもその惨状を直に確認してもらっていたので
せいぜい2,3ヶ月の辛抱だろうと我慢していたのですが…
(つづく)
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