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ぐんま天文台 天文入門講座を聴講

本日はぐんま天文台の天文入門講座を聴講してきました。
お題は「ブラックホールと重力波」です。
今年のノーベル物理学賞でも話題になった重力波ですが
実はよく理解できていませんでしたから
いい機会かなと思い聴いてきたわけです。

そもそも、いちおう理系出身のボクではありますが
アインシュタインの一般相対性理論は大学でも習っておらず
興味本位の聞きかじり程度の理解しかありませんしね。

ぐんま天文台は群馬県吾妻郡高山村にあるのですが
講座そのものは群馬大学・桐生キャンパスでの開催です。
群馬大学とのコラボ企画なんですかねぇ。

クラシックカーin桐生では何度も来たことがあるこのキャンパスですが
大学らしく何かを学びに来たのは初めてですかね。

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大学の講義ですが対象は一般人ですから気兼ねなく聴けますし、
おそらく専門知識はなくともある程度は理解できるように
噛み砕いて話してもらえるでしょうから気楽に聴けるでしょう。

思いの外盛況で100人以上が集まってほぼ満席状態になってました。
もし次回もあるなら事前申込みしておいた方が無難かもしれませんね。
老若男女かなり幅広い人たちが集まってました。
いちおう、高校生レベル以上が対象となってますが子供もちらほらいましたし。

内容的にはブラックホールと重力波について
それぞれ独立して解説するスタイルとなってました。

個人的に興味を持ったのは、ブラックホールについては
①恒星ブラックホールと②超大質量ブラックホールの2種類があって
前者は恒星の最期のひとつの成れの果てなんですが
後者は銀河の中心にひとつのブラックホールで起源は未解明とのことです。
ボクが生きているうちに解明されるといいですなぁ(笑)

重力波については昨年初めて観測されてアインシュタインの一般相対性理論が
強い重力状態でも成り立つことが証明されたわけですが、
それだけの意義ではなくて今までにない
新しい宇宙観測手段を手に入れたことが大きいというのを知りました。

喩えるなら、今までの光・電磁波での目で見る観測に
重力波での耳で聴く観測が加わったということなんだそうです。
日本ではあまりニュースにならなかったそうですが
今年の8月には中性子星合体の重力波観測と同時に
電磁波(ガンマ線)の検出もされて、
まさに目と耳の両方での観測が実現していたそうです。

日本の重力波検出器KAGRAももう暫くすると稼働するでしょうから
今後ますます宇宙の謎・宇宙の起源について解明されることを期待しましょう。

 

なお、講師の方はぐんま天文台の大林均氏という方でしたが
今は研究とかをしているのではなく広報活動的なものが主であるようです。
企業の競争や利権とはあまり関係なさそうである意味たのしそうだなぁ
と思ってしまったのは不謹慎でしょうか。。。(笑)

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