漸く確定拠出年金の移管申請を提出した
ボクが勤めていた会社は10年ほど前から
企業型の確定拠出年金を導入していました。
企業型は会社が掛け金を支払ってくれるわけですが
当然慈善事業でやってくれるわけでもないので
退職金の一部を掛け金に回しているだけのことですけどね。
早期リタイアでもう会社は退職してしまったので
企業型確定拠出年金には加入し続けることはできません。
なので「確定拠出年金 加入者資格喪失手続き完了通知書」なるものが
退職後に郵送されてきていました。
確定拠出年金は原則として60歳まで引き出すことができません。
そのかわり、それまでの資産を個人型の確定拠出年金に移管して
継続運用してもらうことが可能です。
その際にも今後も掛け金を払い続けたり
追加で個人型確定拠出年金に加入することも出来ますが、
いずれにしても移管・加入の申請と手続きをしなければなりません。
資格喪失後6ヶ月以内に必要な手続きをしないと
「国民年金基金連合会に自動的に移換され
運用指図や年金給付ができない等の制約や
別途手数料も発生することとなります。」
となんだかよく分からないながらも不利益になりそうです。
この移管手続きは自分でやらなければならないのですが、
どこの金融機関のどの金融商品をどんな組み合わせで運用していくかなど
この手の知識・能力に乏しいボクにとってはなんとも面倒なことなんですよね。
早期リタイアした身なのでじっくり腰を据えて考える時間は
たっぷりありそうに見えるかもしれませんが、
なんか早期リタイア後は余計にそういう面倒なことは考えたくない
なので先送りしてしまうという気持ちになっていて
ついつい1ヶ月以上も先延ばししてしまっていました。
6ヶ月以内なのでまだまだ余裕があるかと思いきや
金融機関での手続きなどに2ヶ月ほどかかるとか
申請書類等に不備があるとさらに手続きが遅れるとかなので
そろそろヤバイかなと思い、やっと申請をしました。
企業型の時はあまり考えずに日本株と外国債券の投資信託の
組み合わせとして始めて結局途中で見直すこともなく
塩漬け状態にしたままでした。
始めてすぐにリーマンショックで大損しましたが
その後は徐々に挽回して今では百数十万円の運用益が出てますから
まぁ嬉しいというかラッキーでした。
ただ、これからはもう収入なしですからリスクの少ない運用が必要でしょう。
もっと緻密に考えて分散投資を徹底するか
情勢把握をしっかりして臨機応変に運用商品を切り替えるていくか…
なーんて面倒なことはさらさらやるつもりないので
全て定期預金での運用を選択しましたとさ。
申請手続きはネットで入力して申請用紙を自宅で印刷して
郵送するだけでした。
まぁやる気になればさくっと一時間もかからずにできることでした。
なので早くやればよかったかなと。
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