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プラモデル製作(32) フェラーリ640後期型

B170903_4
どういうわけだかタミヤはフェラーリ640を
前期型と後期型とそれぞれ2キットも発売してたんですよね。
それだけフェラーリ640に熱をあげていたというより
ほとんど同じ型を使って2キットも作っちゃえば
開発コストも製造コストも割安になっちゃうと考えたんですかね。

まぁボクはその策略にまんまとひっかかって
2キットともに買い置きしていたというわけですが…(汗)

そんなわけですから、前作の前期型に続いて後期型も作っちゃいましょう。

前期型と後期型の外見上の大きな違いは
エンジンカウルのエアインテークの形状で
前期型がヘルメット後の左右両側から吸入していたのに
後期型はヘルメット越しの上部から吸入するようになってます。

ラムエア過給の効率とか狙ったんですかね。

G19_1 G19_3 G19_4 
このキットでは第13戦のポルトガルGP仕様が念頭に置かれているようなので
ボクもそこで優勝したゼッケンNo.28のG.ベルガーの仕様として作りました。
箱絵はゼッケンNo.27のN.マンセルで描かれていますが、
優勝したのはG.ベルガーですしN.マンセルは前期型で作りましたからね。

この記事を書くに当たって1989年当時にフジテレビで放映された
F1グランプリ総集編をDVD化してあったものを観返しました。

この年のポルトガルGPってマンセルはタイヤ交換ピットインで
オーバーランしてしまいリバースギアを使って黒旗・失格になっちゃったんです。
それなのに黒旗無視して走り続けてA.セナのマクラーレンMP4/5と
接触してしまい両者ともリタイアという結末に。。。

まっボクの意見としては黒旗無視はワザとだろうけど
セナとの接触は故意の撃墜ではなくアクシデントでしょう。
というよりセナはマンセルのラインを閉めてますからね。
失格扱いのマンセルが走り続けるのも問題ですが
セナもそのマンセルとやり合う必要なくさっさと先に行かせれば良かったのです。
けど、そういうことが出来ないのがセナという人物なんでしょうけどね。

そして、これがその年の鈴鹿シケインでの因縁のセナプロ確執にも繋がるわけですが、
そんなドロドロした場面のマシンのプラモデルは作りたくないですからね。
それとは別にして、1989年のF1はシーズン通しては
マクラーレンMP4/5の方が確実に強かったですが、
このポルトガルGPの時のフェラーリ640そしてG.ベルガーは本当に速かったです。

ちなみに、この年の第2戦・サンマリノGPではベルガーは衝突・炎上して
骨折・火傷を負ってしまったんですよね。
そこから復帰してようやっとベルガーらしい走りが蘇ったのが
このポルトガルGPということになります。
そういった経緯も含めてこのプラモデルは頑張って作りました。

 

が、これまたデカールが怪しくて所々誤魔化して作らざるを
得なかった部分があり、ちょっとそれが残念です。
それにしても前期型と後期型、デカールもほぼ同じで
製造年も購入年も保存環境もほぼ同じのはずなのに
タミヤの品質のばらつきには閉口されられますなぁ。

それとアッパーのカウルの合いがイマイチで
所々に隙間が出来ちゃったのも残念なところです。
こういうのってどうやって修正するんですかねぇ。

 

なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方に
もう少し詳細な画像を載せていますので、
暇な時にでも My Plamodel を覗いてみてください。

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