早期リタイアを機に生命保険を払済みにした
社会人になって2,3年目くらいのころに加入していた
生命保険がそのままずーと継続されておりました。
いわゆる保険のおばちゃんに勧められるままに入ったものですが、
まぁ若いときは貯蓄もなく病気や怪我で入院して仕事も出来なくなると
食っていけない(親の世話にはなりたくない)ので入っておこうとか、
こんな自分でもそのうちいっちょ前に結婚して家族を養うことに
なるんだろうからその前に保険に入っておこうとか
なんとなくそんな雰囲気で加入してしまった保険でした。
まぁそういう時代だったんでしょうかね(笑)
で、給与・賞与からの自動控除という手間のかからない支払いだったこともあり
また生来の面倒くさがりということもあってそのままほったらかしにしてありました。
ところが、今月末で退職の予定ですからもう給与も完全になくなり
当然ながら給与控除ということは不可能になりますから
別途口座を指定して引き落としにするなり振込み送金するなり
なんらかの対応をしなければなりますせん。
また、その保険も55歳の今年の12月で更新のタイミングとなり
そのまま更新をすると保険料が2倍ほどにはね上がってしまうみたいです。
無職・無収入なのにバカ高い保険料を払い続けるのは厳しいですし、
無職・無収入なんだから病気や怪我で働けなくなる心配は要らないですし、
万が一の病気や怪我の治療費は高額療養費制度を使えば
自己負担額はなんとかなる範囲に納まるでしょうから
そんなに備えておく必要もないでしょう。
そもそも、幸か不幸か結局独り身のままですから死亡保障なんて
まったくもってなんの嬉しさもありませんよね。
というわけで、思い切った見直しを計るべく保険のおばちゃん(失礼ですね)に
いろいろと試算をしてもらいました。昨日のことですけど。
で、結論としては、タイトルにも書いたように「払済み」という処理にすることにしました。
無知なボクには払済みってのは初めて聞いた用語だったのですが、
要は次のようなことのようです。
1)払済みに変更した時点から保険料は発生しない。
2)保険金額は多少減っても主契約の保障は継続される。
3)払済み後も責任準備金は同じ予定利率で運用され続ける。
後腐れなく解約しちゃうというのも選択肢のひとつと当初は考えていたのですが、
解約だと保険料が発生しないのは同じですけど
2)の保障の継続はされませんし、3)の責任準備金も解約時点で精算されます。
喫緊の生活費にも困っていてお金が必要なら解約も手かもしれませんが
そうでなければ解約よりも払済みにした方がメリットが大きいですね。
というわけで、早期リタイアに向けた準備のひとつが解決しました。
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