プラモデル製作(31) フェラーリ640前期型
前作のマクラーレンMP4/4と前々作のベネトンF188は
1988年シーズンのF1マシンでしたが
このフェラーリ640は翌年1989年のマシンになります。
この年からターボエンジンが全面禁止となり3.5Lの自然吸気だけになります。
フェラーリもこのレギレーションに従いJ.バーナードが
全面新規にデザインしたのがこの640ということになります。
当時、カモノハシと揶揄されたノーズコーンの形が特長ですが
コークボトル状のサイドポンツーンも独特の形状です。
メカニズムでも12気筒エンジン+7速セミオートマであったり
トーションバースプリングのサスペンションであったりと
かなり独創的・革新的な意欲作であり、
個人的にも結構好きなマシンです。
もっともそれ故に信頼性に難があったり
せっかくの12気筒なのに10気筒のホンダにパワーで負けていたりして
チャンピオンシップ&コンストラクターズ争いには加われませんでしたね。
それでも開幕戦のブラジルGPでは予想外に
N.マンセルが勝っちゃうんですよね(笑)
そんなわけで今回はそのブラジルGPをイメージして
ゼッケンNo.27のN.マンセル仕様として製作してみました。
ドライビング・スタイルとしては荒法師の異名を持つマンセルより
G.ベルガーの方が好みなんですけど、
たまに大ポカするマンセルも何故か憎めない存在ですしね(笑)
それに、このキットからまたドライバーズ・フィギュアが復活してます。
ヘルメットも含めてやはりドライバーが付いている方がいいですね。
ヘルメットのデカール貼りなど作るのは大変になりますけど。
なかなか満足できる出来になりました。
なお、毎度のことですがJET-PHOTO の方に
もう少し詳細な画像を載せていますので、
暇な時にでも My Plamodel を覗いてみてください。
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