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“ソロ男”が「結婚しない男たち」を読みまして

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ディスカバー携書として出ている
「結婚しない男たち 増え続ける未婚男性『ソロ男』のリアル」
荒川和久著(博報堂ソロ活動系男子研究プロジェクト・リーダー)
というちょいと怪しい本を読みました。

男性の生涯未婚率が20%に達しつまり
5人に1人が結婚しない時代に入ったというのに
それらの人々に焦点を当てたマーケティング戦略がなされていない
ということでこの本が書かれています。

この本の中では、20~50歳代の独身男性のうち
以下のような価値観を持っているような人たちを
「ソロ活動系男子」略して「ソロ男(ソロダン)」と名付けています。

 自由:束縛されないで自由に過ごしていきたい方だ
 自立:(家族がいても)1人で過ごす時間を確実に確保したい方だ
 自給:(家族がいても)誰かにあまり頼らず生きていける方だ

うーん、確かに「どちらかと言えば」という便利な言葉を使わせてもらえるなら
これら3つの考え方に当てはまりますなぁ。
こういう「ソロ男」は将来に渡って結婚する確率は低いということのようです。

もっとも、「ソロ男」の定義には働いていることというのも入ってますから
ボクはもう「ソロ男」を卒業しちゃったということなのかも知れないですし、
どのみちこの先将来に渡って結婚する確率は限りなくゼロですが。。。orz

で、この本では博報堂らしくアンケート調査によって
それら「ソロ男」の価値観・考え方・性格・生活・消費行動などを
統計から炙りだしていこうという内容になってます。

ですから、あくまでも企業・社会から「ソロ男」を見るという視点なので
自分が主体となってのめり込んでいくという気持ちにはなれないですね。
逆に言えば第三者的・客観的な視点でふーんなるほどと感じるところもあります。

例えば、ソロ男は物事を論理的・客観的にとらえ、
常識をわきまえた行動をし、礼儀・作法を大切にする。
あるいは、ソロ男の性格は束縛を嫌い頑固であまのじゃく。
へそ曲がりでひねくれ者で何かと面倒くさい。などなど。

もちろん、ソロ男全員がこうだというわけではなく
統計的にみるとそういう傾向があるということなんですが、
まぁなんとなく分かるというか当たってるというか。。。

そんな面倒くさい性格なので表層的な流行りとかブームとか
企業側のマーケティング戦略が透けて見えるようなものには
引っかからないというか逆効果になってしまうってことでしょうね。

まぁ、ボクから言わせてもらえれば、
ソロ男にとっては博報堂みたいな広告代理店の存在なんかどうでもよくて
それよりも実際にモノづくりやサービスを提供してくれる企業の方が
はるかに重要なんですよね(爆)

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コメント

結婚なんて縁ですからね。
今の嫁ちゃんと知り合っていなかったら、結婚なんてしていないと思います。
統計としては面白いかもしれないけど、統計よりも「事実は小説よりも奇なり」何だと思います。

投稿: 並さん | 2017-07-31 21:44

>並さん

一般人の並さんですからソロ男の要素は少ないかと思ってました(笑)

マーケティング戦略で顧客を知らないと…といって
すぐにアンケート調査→統計処理して平均値とか何%○○の傾向とか
そんなことやっても実態は把握できないんですが
そういうことやってるのが博報堂とか電通とかなんですよね。

投稿: JET | 2017-08-01 01:44

基本的に結婚願望がなかったもので…

最後の1行、ふと思うとテレビのバラエティーなんてこれですよね。
その手の番組は滅多に見ないのですが、朝のめざましテレビは時間を見るために…なんですけど、そういやこういう傾向のコーナーが多いなって思いましたです。

投稿: 並さん | 2017-08-01 21:58

>並さん

そうですねテレビ業界も視聴率という統計数値を追ってますからね。
で、そのためにこれこれの調査するとこんな番組が受けるってな理屈をつけると
社内的に認められるみたいな流れなんでしょうかね。

投稿: JET | 2017-08-01 22:14

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